熱々の飲み物って、寒い日にはとくにホッとしますよね。
でも、勢いよく口に含んだら…「アチッ!」と火傷をしてしまうことも。せっかくの美味しい飲み物が台無しです。
そこで今回は、料理用温度計のタニタ TT-583を使って、飲み物を適温に冷ます方法をご紹介します。
保温力が高すぎて全然冷めない…
サーモスの自転車専用ボトル FJF-580に熱々のお湯を注ぎます。
しかし、沸騰したお湯をそのままボトルに入れると、95℃以上の熱湯になります。
保温ボトルの効果により、1~2時間後でも80℃以上、6時間経過しても70℃以上の温度を維持します。
そのため、熱湯をそのまま入れてしまうと、サイクリング中に飲みごろの温度になることはありません。
つまり、サイクリングで温かい飲み物を持っていく場合は、事前に温度を調整しておく必要があるということです。
料理用の温度計がめちゃ便利!
料理用スティック温度計『タニタ TT-583』があれば、飲み物の温度をすぐに調べて、適温まで冷ますことができます。
この温度計には、棒状のセンサーが付属していて、これを飲み物に入れたり、食材に差し込むことで、正確な温度を測定することができます。
ボタンは「ON/OFF」と「HOLD」のシンプル設計。
デジタル画面が横向きなので、温度変化をひと目で確認することができます。
ホルダーをフックの穴に差し込めば、立ち上がる熱い蒸気から手を離して使うことができます。
スッと程よく飲める温度は、55~60℃くらい
自販機のあったかい飲み物は、55℃前後に設定されています。
保温ボトルで若干冷めることを考慮すると、60℃くらいであれば、飲みごろ温度を長く楽しめるはずです。
60℃の白湯を作ってみる
というわけで、60℃の白湯(さゆ)を作ってみたいと思います。
用意するのは、お湯と水だけ。
水を少しずつ注ぎながら、温度計で温度を確認します。温度が下がりすぎたら、温かいお湯を足して調整しましょう。
あっという間に60℃の白湯が完成!
長い棒状のセンサーは、お湯を混ぜるのにとても便利でした。
お茶やコーヒーの場合は、氷を足して調整しましょう。
ホルダーの裏側に磁石が付いているので、使い終わったあとは、冷蔵庫などに貼り付けて保管することができます。
まとめ
- 熱い飲み物の温度管理に料理用温度計が大活躍!
- 正確な温度がわかる
- 火傷を防げる
- 飲みごろは55~60℃くらい
- 熱い場合は水やこおりを足す
料理用温度計があれば、火傷を防ぎ、飲み頃を逃さずに、快適に温かい飲み物を楽しむことができます。
1,300円ほどで手に入り、反応も素早く、正確です。飲み物だけでなく、料理にも使えるので、ひとつあると重宝します。