パールイズミの作った『お尻の痛みを軽減するサドルカバー』を試してみました。
「長時間サドルに座っているとお尻が痛くなる…」という方にぴったりのアイテムです。
パールイズミ R16 サドルカバー
- レーサーパンツに抵抗がある
- パッドのゴアゴア感が苦手
- 普段着で乗りたい
パールイズミ『R16 サドルカバー』は、スポーツバイク用に開発されたサドルカバーです。
パールイズミの培ってきたパッド開発のノウハウが活かされており、お尻の痛みを和らげてくれます。
重量は105gと軽量。自転車チューブ1本分と同じくらいの重さです。
快適性重視のパッド
パッドの素材はおそらくウレタンでサドルの先端まで均一に詰まっています。GELは入っていません。
指が押し返されるくらい十分な弾力が備わっています。
かんたん装着でズレにくい
このサドルカバーは、「ベルクロ」を使って簡単に付け外しが行えます。
ベルクロ固定式
この手の商品はサドルを囲ってヒモで結ぶタイプが多いのですが、このカバーはサドルの下にマジックテープを回して固定するタイプとなっています。
裏側は滑りにくい素材
カバーの裏側は「滑りにくい素材」になっていて、ズレにくくなるように工夫されています。
サドルに装着する方法
サドルにカバーを被せたら
レールの間にベルクロを通して、三方向からしっかり固定します。
ベルクロをクロスさせて留めると、よりサドルにフィットします。
こちらはサドル幅155mmのサドルに装着。
ベルクロを留めるのが少し窮屈でしたが、問題なく装着することができました。
サドルの形状にもよりますが、おそらくサドル幅150㎜台までなら装着可能と思われます。
メガサイズもある
『R16 サドルカバー』よりも幅広なサドルに対応した『R18 メガサドルカバー』という商品もあります。
パッドの量も極厚になっているので、よりどっしり座りたい方に最適です。
実際に装着してみた
『DAHON K3』のデフォルトのサドルに装着しました。
スポーティな見た目
見た目もそれほど悪くなく、思ったよりもスポーティな印象です。
サドルの形状に沿ってぴったりと装着されているから、とても自然なフォルムとなっています。
付け外しも簡単なので、シーンに応じて使い分けることができます。
サドルバッグを装着できる
レール部分にカバーが被さっていないので、「サドルバック」を装着することが可能となっています。
シートポストの調整が必要
坐骨付近のパッドの厚みは3cmほど。
座ればかなり沈み込むのですが、どうしてもサドルの位置が少し高くなってしまいます。
わたしの場合は、シートポストを5mmほど下げるとちょうど良くなりました。
パッドの性能は?
この『サドルカバー』を装着して、40㎞ほど走ってきました。
手軽にお尻の痛みを軽減!
実際に走行してみると、路面から伝わる振動が優しくマイルドになっているのを感じました。
段差の突き上げもあきらかに軽減されています。
正直レーパンを履くよりも、このサドルカバーを装着したほうが快適です。
違和感なし!
走行中にカバーがズレることがなかったので、不快感は一切なし!
カバーによってサドルの厚みが少し増しましたが、太ももとサドルが擦れることがなかったので、ペダリングはいつも通りスムーズでした。
履いているパンツの素材にもよるかもしれませんが、表面が滑りやすいということもなかったです。
お尻が蒸れるかも
ただし欠点もありまして、しばらく座っているとお尻が暑苦しくなってくるのを感じました。
おそらく夏は蒸れやすくなると思いますが、これはクッションを敷いているので仕方ありません。
まとめ
- お尻の痛み軽減に役立つ
- 普段着で乗れる
- ベルクロ式で付け外しが簡単
- 極厚なクッションを配置
- 重量105gと軽量
- 夏は蒸れに注意
長距離ライドをするときに、このサドルカバーがあると非常にお尻が楽になります。
「レーサーパンツは見た目が気になる」「履くのがめんどくさい」という方におすすめです。