『Timber MTB Bell』という真鍮でできたベルを購入しました。
このベルは、車体の振動によって、ベルが揺れることで音を出します。
『きづきベル』と似ていますが、こちらのベルには“消音モード”が備わっているという特徴があります。
ティムバーの真鍮ベル
ベルのタイプとしては「カウベル」や「熊よけの鈴」とよく似ています。
車体の振動に合わせて「風鈴のような優しい音色」を出すことができるので、自然と周囲に気付いてもらえ、相手を不快にすることがありません。
消音モードがある
本体にあるレバーを上げ下げすることで、ベルの「ON/OFF」を切り替えることができます。
静かな住宅外では「ON」、歩行者などがいる場所では「OFF」という使い方をするときに便利です。
ベルの仕組み
レバーを下げると中にある「振り子」のヒモが垂れてきて音が鳴る仕組みとなっています。
レバーを上げるとヒモが引っ張られて「振り子」が固定されます。
対応ハンドル経
ハンドル経は「22~35mm」に対応しています。
ラバーバンドが2種類入っているので、小径車からクロスバイク、MTB、ロードバイクまで、ほとんどのハンドルに取り付けることが可能です。
「きづきベル」よりも機能的
『きずきベル』という商品もありますが、こちらには「ON/OFF」がありません。
必要ないところでも鳴りっぱなしになるので、周りの人の迷惑になることも…
ラバーバンドタイプを購入
わたしは1つのベルを2台の自転車で使い回すため、脱着のしやすい「ラバーバンドタイプ」にしました。
「ラバーバンドタイプ」なら、工具等を一切使用せずに脱着することができます。
しかし、レバーの上げ下げをするとき、微妙に動いてしまうのが欠点かなと思います。
ガッチリ固定したい人は「クランプタイプ」を購入するといいでしょう。こちらもハンドル経22~35mmに対応しています。
装着例
『DAHON K3』に装着してみました。
実物は意外と大きくてゴツかったです。
しかし、邪魔になることはなく、見た目もそれほど悪くないので気に入っています。
ちょっと値段はお高めですが、そのぶん上質な仕上がりをしているので満足です。
【動画】サウンドテスト
参考までに「ベルの音色」を動画で撮ってみました↓
とにかく「音」がいいですね~。
「真鍮製」というだけあって、清涼な「チリーン」という音色です。
澄んだ音でよく響くから、少し離れた距離からでも気付いてもらうことができます。
使い方
使い方はとても簡単。気づいて欲しいときにレバーを下げてベルを開放、必要なくなったら、レバーを上げてベルをロックするだけです。
使い所は?
使い所としては「歩行者の多いところ」や「視界が悪い場所」などでベルを解放するといいでしょう。
こちらからは見えていない相手にも気付いてもらうことができます。
ハンドルを振って鳴らす
このベルは「きれいな舗装路」ではあまり音を出すことができません。
「自分のタイミング」でベルを鳴らしたいときは、ハンドルを少し揺すってみてください。
走行中にハンドルを前後に振れば「チリンチリン」という音を出すことができます。
ハンドルから手を放すことなく、ベルを鳴らすことができるから「普通のベル」よりも安全です。
ベルの感度調整
画像のようにレバーを少しだけ下げると、「振り子」のヒモが短くなるので、ベルが鳴る頻度を少しだけ抑えることができます。
凹凸が多い道を走るときなど、ベルの鳴り過ぎを防ぐときに有効です。
まとめ
- 音の「ON/OFF」ができる
- 歩行者が多い道で重宝
- 澄んだ音で良く響く
- 相手を不快にさせない
- 感度調整ができる
- ほとんどのハンドルに装着可能
ベルの音を「ON/OFF」できることが最大の特徴。
「風鈴のような優しい音色」なので、相手を不快にさせることなく、自分の存在を周囲に報せることができます。
「直接ベルを鳴らすのは気が引ける」「自らベルを鳴らすのは嫌だ」という人にも向いている商品です。