フラットペダル用シューズとして、『Five Ten Freerider Pro(ファイブテン フリーライダープロ)』を購入しました。
カジュアルなSPDシューズは沢山ありますが、フラットペダル用となると種類が限られます。そんな中、やっと見つけたのがこのシューズです。
ファイブテンとは
ファイブテンは、優れたグリップ力を持つ「ステルス」ラバーソールが特徴のクライミングシューズブランドです。
アディダスグループの一員として、高い技術力とデザイン性を両立させた製品を展開しています。
サイズ表
27.0cmの場合はUK8.5を選んで注文すればOK。
わたしはNIKEやadidasのスニーカーだと普段27.0cmを履いています。
ファイブテンも同様に27.0cm(UK8.5)を選びましたが、いつものサイズ感で問題なく履くことができました。
最高のフラットベダル用シューズ
色は無難なブラックを選択。
しかし、自転車用とは思えないくらいカッコいいデザインだな~。
見た目は普通のスニーカーだから、自転車を降りて歩いても違和感がない。
全体的に型がしっかりしていて硬めの生地。手で触れてみると、いかにも切り傷や摩耗に強そうな素材だということがわかる。
また、速乾性があるから水に濡れてもすぐに乾きます。
MTB用だけあって岩と接触しても大丈夫なように、つま先は硬く強化されていました。まるで安全靴を履いているかのような安心感があります。
また、つま先とかかとはザラザラした耐摩耗性素材で保護されています。
パンチングの内側はメッシュ素材で通気性を確保していますが、夏の暑い日には不十分なような気もします。
また、剥がれ防止としてソールとアッパーはステッチで縫われているので長持ちしそうです。
足首の襟はパッド入りだから、履くとぴったり塞がって、内部に土や小石が入りすぎるのを防いでくれます。
かかとのホールドがしっかりとしているから、かかとの浮き上がりや擦れを感じません。
実測重量は片足338g、頑丈に作られている割に軽量です。
中敷きは柔らかく、全体的にクッション性が高い。硬い靴底にはこのほうが合っているのかもしれない。
グリップ力がすげぇ!
とにかくこの「STEALTH」というゴムの技術が素晴らしい。
履いて床を歩くとよく分かるのですが、粘着性があってすごいグリップする。それでいて靴底は硬くできているのでペダルに力が伝わりやすい。
グリップ力があるのに決して柔らかくなく耐久性もある。何だこのゴムは!?
靴底が柔らかいと「拇指球」や「土踏まず」辺りが痛くなりますが、ファイブテンは長距離を漕いでも快適そのもの。硬めの靴底は力の伝達が良く、足の疲労が少ない。
ペダルはMKSのSYLVAN TOURING NEXTを使っています。
ためしにファイブテンをグリグリずらしてみても、滑ることは無く、ペダルにしっかりと食いついていた。
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このペダルにくっつく感覚は、今まで経験したことのない感覚です。
これはファイブテンの靴じゃないと味わえないと思う。
それと、ベロの部分には伸縮性のあるループが付いていて、靴紐を止めておくことができます。
紐がチェーンリングから遠ざかるので、安全にペダルを回すことが可能になります。
どんな靴でも慣らしは必要です。ファイブテンの場合は、最初硬めでしたが、3回くらい履いたら普段用としても履けるくらい馴染んできました。
でも、もったいないから普段履きはしませんけどね(笑)
まとめ
- STEALTHラバーのグリップ力が桁違い
- 普段履いてるJPサイズでOK
- 見栄えの良いデザイン
- 片足338gと軽量
- 傷や摩耗に強く、速乾性がある生地
- 頑丈な素材でつま先を危険から保護
- かかとが浮かないホールド力
- 硬い靴底によりペダルへの伝達効率が良い
いやー、良い靴買ったわ。フラットペダル用としては最高峰の靴じゃないかな。
「グリップ力もさることながら、総合的にみても良い靴」というのが正直な感想です。
ぶっちゃけ見た目重視でファイブテンにしたので、ここまで凄いとは思わなかった(笑)これは買って履いてみないとわからない凄さ。ガチでオススメしたいシューズです。