長らく売り切れていたエルゴン GA3 グリップのブラックが入荷していました。
早速購入してDAHON K3のスポンジグリップと交換!
ブラックはまたすぐに売り切れそうなので、欲しい人は在庫があるうちに買ったほうがいいかも。
エルゴン GA3 グリップとは
エルゴン GA3は手首の負担を軽減するエルゴノミック形状タイプのグリップになります。
こちらがパッケージ。
実測で全長134mm、手のひらを置くところの幅は最大で34mmでした。
重量は片方62gなのでペアだと124gになります。
交換する理由
DAHON K3のグリップは素材がスポンジだけあって、段差などの衝撃が手に伝わってきます。これがやっぱりちょっと痛くて不満。
それとスポンジグリップだと汚れが染み込みそうなのが気になりますね~。
K3のスポンジグリップを取り外す
早速、エルゴンGA3グリップに交換したいところですが、まずはK3のスポンジグリップを取り外さなくてはなりません。
シフター、ブレーキレバーを内側に寄せる
まず、作業しやすいようにシフターとブレーキレバーのクランプボルトを緩めて、ハンドルバーの内側に寄せます。
パーツクリーナーを用意する
K3のスポンジグリップはパーツクリーナー(速乾性)を使用すると簡単に外せます。ホームセンターで売っている200~300円の安いもので十分。
ちなみに、スポンジグリップを今後使わないのであれば、カッターで切り裂いて外すのが一番楽です。
ノズルを差し込む
クリップの内側にパーツクリーナーのノズルを差し込みます。
画像ではノズルが挿入しにくかったので、竹串で隙間を空けながら押し込みました。細いドライバーとかでもOK!
ノズルはそんなに奥まで入れなくても大丈夫。大体、グリップの1/4程度のところまでノズルを入れてください。
スプレーを噴射!
あとはノズルに缶を取り付けて、たっぷりと噴射します!
グリグリして抜く!
ここからはスピードが命!速乾性だからすぐに乾いてしまうんです。
スプレー後はグリップをグリグリしながら素早く抜いていきます。
大体1/3程度まで抜ければ、あとは力技でグリグリすれば抜けると思います。
はい、きれいにスポンジグリップを抜くことができました!
グリップを取り付けるときもパーツクリーナーを使うと入れやすくなりますよ。
GA3グリップを取り付ける
GA3グリップをパイプに差し込み、グリップが止まるまで完全に差し込みます。
好みの角度にグリップを調整したら、3mmのアーレンキーを使用してクランプボルトを締めます。推奨トルクは3Nmです。
シフター、ブレーキレバーを適切な位置に移動して、クランプボルトを締めて固定します。
これでグリップ交換は完了です。
TOGS装着OK!
GA3グリップ内側のクランプ部分にTOGSが合うか心配でしたが問題なく装着できました。
TOGSは突起に親指を引っ掛けることで快適なポジションを作り出すことができるアイテムです。
K3の場合はハンドルの内側を握るとハンドリングが安定するのでTOGSを取り付けることをおすすめします。
関連記事:DAHON K3にTOGSを取り付けてポジション問題を解決!
角度を微調整する
グリップ角度は室内で調整しただけではしっくりこないと思います。
グリップ交換後、外ではじめて走るときに携帯ツール等を持っていって、実際に乗りながらグリップ角度を微調整すると良いでしょう。
使用感
- 疲れを軽減
- 振動吸収性が高い
- スリムで握りやすい
- 手首が楽になる
- 見た目スッキリ
やっぱりグリップに手のひらが置けると、手のひらで体重が分散されるので長距離がだいぶ楽、疲れも軽減していると感じます。
棒を握る感覚から、平らな面にべったと手を置いている感じになりました。手を置く位置が定まって安定する感覚があります。
また、振動吸収性が高いので手のひらが痛みにくく、スリムで握ったときに違和感が無いのもいい。それと手首の反りも軽減されるので手首が楽になりました。
手のひらを置く部分が太すぎると見た目がボテッとしてしまいますが、GA3は形がスッキリしているから自転車のフォルムを崩しません。