DAHON K3のハンドルバーに『TOGS』を取り付けました。
TOGSとはグリップ内側に取り付ける突起のこと。その突起に親指を引っ掛けることで、快適なポジションを作り出すことができるのです。
K3はフラットバーハンドルですから、これがないと始まりません。
TOGSとは
フラットバーなのにドロップバーのブラケットを握っているようなリラックス感とクライミングポジションが取れる非常に有効なパーツ。
取り付け可能なハンドル径は22~23mm。
取り付け時に必要な2.5mmのアーレンキーが付属します。
昔のTOGSはプラスチックの塊でしたが、現在のTOGSは改良されています。
変更点は、グリップ部分がゴム素材になったことと、固定部が袋ナットになったことです。
【注意】TOGSは寒いと開かない
2017年末に“TOGS フレックス”に改良され、グリップを外さなくても取り付け可能となりました。
ここを指で広げてハンドルバーに取り付けるはずなのですが・・・
固すぎてまったく開かない!なんで!?
これ、もしかしたら「寒くて素材が固くなってるのでは?」という仮説を立たてみた。
そこで、しばらくファンヒーターの温風にTOGSを当ててみると・・・
開いた!
温めたらグニ~と開くようになりました。でも、冷めるとすぐに固くなる(笑)
ハンドルに取り付ける直前に温めるしかないですねぇ。今回はファンヒーターを使いましたが、ドライヤーでも大丈夫でしょう。
TOGSの取り付け方
まずは、アーレンキーを使ってブレーキレバーとシフターのボルトを緩めます。
緩めたブレーキレバーは、ハンドルの内側に移動させます。
TOGSはブレーキレバーとグリップの間に取り付けます。
取り付ける向きは、この画像を参考にしてください。
TOGSをドライヤー等で温めて柔らかくしたら、素早くハンドルに取り付けます。
付属の2.5mmアーレンキーでボルトを締めます。
適正トルクは1Nmなので締めすぎに注意。手で握ったときに動かなければ問題ない。
グリップの内側に乗るような感じで、隙間なくピッタリ取り付けられました。
あとは、ブレーキレバーとシフターを元の位置に戻したら完了です。
走りながら微調整する
TOGSの傾き加減ですが、これは個人差があるので実際に走りながら調整してください。
付属の2.5mmアーレンキーをポケットに忍ばせて、握りやすいところを見つけたら、そこで固定します。
TOGSの効果
TOGSに親指を引っ掛けることで、快適なポジションを作り出すことができます。
また、単調なフラットバーハンドルに新たなポジションが増えるので、長距離を走るのが楽になり、疲労回復に役立ちます。
K3はグリップの内側を握るとハンドルが安定しやすいので、TOGSとの相性は良いんじゃないかなーと思います。