現在、私が所有している自転車は以下の2台になります。
- DAHON K3 (14インチ)
- DAHON Visc EVO (20インチ)
せっかくサイズの違う折りたたみ自転車が2台あるので、今回は折りたたみサイズの比較とそれぞれの用途について紹介していこうと思います。
Visc EVOとK3のスペック
製品名 | Visc EVO | K3 |
---|---|---|
サイズ | 20インチ(451) | 14インチ |
変速 | 10スピード | 3スピード |
クランク | 53×39T | 53T |
スプロケット | 11-25T | 9-13-17T(外装3段) |
折りたたみサイズ | 82cm×65cm×39cm | 65cm×59cm×28cm |
重量 | 10.9kg | 7.8kg |
価格 | ¥128,000(税別) | ¥83,000(税別) |
折りたたんだ状態を比較
折りたたみサイズは以下の通り
- Visc EVO:幅82cm×高さ65cm×厚さ39cm
- K3:幅65cm×高さ59cm×厚さ28cm
Viscのホイールは20インチの451というサイズなんですが、さすがに14インチのK3と比べると大きいですね~。
K3のホイールはViscの半分くらいしかありません。
重ねてみると「高さ」はそんなに変わらなかった。
ただし、厚さがだいぶ違います↓
外折れ式と内折れ式
Viscは“外折れ式”といってハンドルポストがホイールの外側に折れています。
そのためハンドル分だけ余分にスペースを取っています。また、持ち運び時にハンドルが動いてしまうのもデメリット。メリットは調整の必要がなく、素早く折りたためることです。
一方、K3は“内折れ式”なので折りたたむとハンドルが前後のタイヤに挟まれる形になります。
ハンドルが内側に収まっているため、外折れ式に比べて非常にコンパクト。また、ハンドルが車輪で挟まれているので持ち運び時に暴れません。デメリットは折りたたみにくいことです。
持ってみる
画像の状態の実測重量は以下のとおり
- K3:8.2kg
- Visc EVO:10.7kg
Viscはペダルが付いているので外せば10.2kgくらいになるかも。
K3は三ヶ島の脱着式ペダルにしています。このペダルについては折りたたみペダルをEzy Superiorに交換した【DAHON K3】で詳しく紹介しています。
サイズ感はこんな感じ。
旅先に持っていくなら圧倒的にK3ですね~。
Viscはうーん、やっぱりホイールがでかい(笑)実物を見るともっと巨大に感じると思います。
K3について
8kg弱のK3は旅行先でのサイクリングや電車に乗せることを前提とした持ち運びメインのモデルになります。
輪行袋に入れて肩から担げば、さほど重さは感じず、楽々持ち運べます。また、厚みがないから足の間に挟むことも可能。
「軽い折りたたみ自転車は走行性能が犠牲になる」というのがセオリーですが、K3に限ってはこのセオリーが当てはまらない。
現に私はK3で40~50kmのサイクリングを楽しんでいますし、休憩を挟めば70kmの長距離だって走れます。
持ち運びしやすく、スペースを取らない、走行性能も悪くない、旅先での移動手段として使うならまさに最強。
関連記事:9Tが踏めるようになるとDAHON K3に乗るのが100倍楽しくなる
Visc EVOについて
Viscは10kgを超えるのでずっしり重い。ただし、20インチモデルでは非常に軽量な部類だといえます。
男性であれば片手で何とか持てるけど、持って歩き回るのは辛い、という感じになります。
あと折りたたんだときに厚みがあるので長い距離を歩くのがつらい。ペンギン歩きみたいになります。私はこの持ち運びのデメリットを補うためK3を購入しました。
めったに折りたたまないですが、出先でトラブルがあったときなど、いざというときに車に載せられるのはやはり便利。
走行性能はクロスバイクに引けを取らないので、現在は長距離サイクリングやガッツリ走りたいときに使用しています。
クランクはダブルギアですし、10速のスプロケットがあるのでヒルクライムだってこなせます。K3はホイールが小さいので悪路は危険ですが、Viscなら難なく走れます、今まで転んだことは一度もありませんね~。
何をするにも飽きっぽい私ですが、Viscにはもう3年乗っています。だから、これだけは言える「長く乗っている自転車は良い自転車に決まってる」とね!
関連記事:しばらくK3に乗っていたからわかるVisc EVOの良いところ
まとめ
DAHON K3:持ち運びしやすく、スペースを取らない、走行性能も悪くない、旅先での移動手段として使うなら最強。
DAHON Visc EVO:クロスバイクに引けを取らない走行性能と安定性、長距離サイクリングで大活躍。