DAHON K3に『リアキャリア』を取り付けました。
今回はこの『リアキャリア』の「購入方法」と「取り付け手順」を紹介していきます。
リアキャリアの外観
K3の『純正リアキャリア』と同じ形状のものをAliexpressで購入。無事取り付けることができました。
『リアキャリア』を付けると見た目がダサくなりがちですが、これはK3によく似合っています。
まるで元から付いていたかのように違和感がありません。
装着は簡単でガタつきもなし。
後ろに「テールライト」を取り付けることもできます。
K3用のリアキャリア
わたしが購入した『リアキャリア』について紹介します。
純正品がある
K3の『純正リアキャリア』は、定価7,590円(税込)で販売されています。
純正品がほしいなら、DAHONを取り扱っているお店で取り寄せてもらいましょう。
Aliexpressで購入
DAHON K3用リアキャリア(aliexpress.com)
Aliexpressに似たようなキャリアが2,000円ほどで売られていたので、わたしはこちらを購入しました。形状からみて純正品と同じものと思われます。
関連記事:Aliexpressのアカウント登録~商品購入までの手順
付属品
付属していた「金具」と「ボルト類」。
サイズ
- 全長:約303mm
- 横幅:約115mm
実測で測りました。全長30cmほどの「リアバッグ」なら載せられると思います。
重量
素材はアルミ製。重量は389gありました。
取り付け後に車体を持ち上げると、やはり後ろが少し重くなりましたが、許容範囲内です。
取り付けに必要なもの
この『リアキャリア』を取り付ける前に、必要なものを準備します。
必要な工具類
- スパナ:8mmと10mm
- 六角レンチ:4mmと5mm
- グリス
ワッシャーを用意
「ワッシャー」が付属していなかったので買ってきました。大きなホームセンターならバラ売りで購入できます。
- M6 平ワッシャー×4個
- M5 平ワッシャー×2個
- M5 スプリングワッシャー×2個
ワッシャーを使用することで、ボルトが素材にめり込まないようにしたり、固定力を上げたりすることができます。
ボルトにグリスを塗る
基本すべてのボルトは、グリスを塗ってから取り付けます。
ここのボルトも一度取り外してから、グリスを塗っておきます。
金具にゴムシートを貼り付ける
「銀色の金具」をフレームに取り付ける前に、「ゴムシート」を貼っておきます。
車体と金具が接触する
金具をそのまま車体に取り付けると、塗装面に傷が付きそうだったので、「ゴムシート」を貼って対策することにしました。
ゴムシートを貼る
ホームセンターで「1mm厚のゴムシート」を購入。200円くらいで売っています。
これを金具のサイズにカットして「両面テープ」で貼り付け、最後にボルトの穴の部分を「デザインナイフ」でくり抜けば完成です。
金具を取り付ける
「銀色の金具」をフレームに取り付けていきます。
ワッシャーの取り付け方
ワッシャーは付属していなかったので、本来は必要ないのかもしれませんが、念のため以下のように取り付けました↓
「スプリングワッシャー」は、緩みの進行を食い止め、ボルトの落下を防止する効果があります。
フレームに金具を取り付ける
「8mmのスパナ」と「4mmの六角レンチ」を使って、金具を動かせるくらい「ゆるめに仮止め」しておきます。
上にあるボルトを緩めておく
ついでに、ここのボルトもスライドできるくらいに緩めておきます。
金具の取り付け完了
金具の取り付けと下準備はこれでOK。あとはこれを車体に取り付けていきます。
車体に取り付ける
車体に『リアキャリア』を取り付けていきます。
Vブレーキのボルトを外す
Vブレーキの固定ボルトを「5mmの六角レンチ」を使って緩めます。
左右のボルトを外したら準備完了。
固定ボルトでフレームを取り付ける
『リアキャリア』のフレームをVブレーキの固定ボルトで取り付けます。
M6サイズの「平ワッシャー」を間に挟み、軽く締めておきます。まだ本締めはしません。
アーチ部分に金具を固定する
シートステーにある「アーチ部分」に金具を固定します。
ここにも「M6 平ワッシャー」を挟んでからボルトを取り付けます。
反対側にも「M6 平ワッシャー」を挟み、車体にボルトが食い込んで傷が付くのを防ぎます。
角度を調整する
すべてのボルトを「ゆるめに仮止め」し、フレームを動かして調整できるようにしておきます。
この『リアキャリア』は、画像のように一番端までボルトを移動させるだけで「水平」にすることができます。
角度を知りたいときは、上に板をのせてから「水平器」を置いてください。無ければスマホアプリでもOK。
各ボルトを本締めする
『リアキャリア』の角度調整ができたら、各ボルトを「本締め」していきます。
Vブレーキの固定ボルトは、「5mmの六角レンチ」で左右交互に少しずつ増し締めしていきます。
金具のところは、「8mmのスパナ」と「4mmの六角レンチ」を使用します。
アーチ部分は「10mmのスパナ」と「5mmの六角レンチ」で締め込みます。
ここは2つのボルトを交互に締めないと一方に傾くので注意。「5mmの六角レンチ」で締め込みます。
取り付け完了
工具類さえ揃えれば、比較的簡単に取り付けることができます。
折りたたんでみる
K3に『リアキャリア』を取り付けたままの状態で折りたたんでみました。
問題なく折りたためる
折りたたむこと自体は問題なく行えます。
輪行バッグに収納できる
K3の純正「輪行バッグ」に無事収納することができました。
ただ、『リアキャリア』の出っ張りがやはり邪魔でした。ちゃんとジッパーが閉まる位置に、うまく車体を置く必要があります。
「折りたたみ」と「持ち運び」が楽になった
『リアキャリア』のフレームを掴めるようになったので、折りたたむのと組み立てるのがだいぶ楽になりました。
また、『リアキャリア』を持てば、車体を持ち運ぶときも楽ちんです。これだけでも付けて良かったと思えます。
まとめ
- 違和感のないデザイン
- 簡単に取り付けられる
- Aliexpressなら2,000円で買える
- 折りたたみ可能
- 輪行バッグに収納可能
- 車体を持ち運ぶのが楽ちん
見た目がK3によく馴染んでいて、違和感のないデザインになっているのでおすすめです。
この『リアキャリア』に載せる「リアバッグ」はまだ考え中。決まったら記事にしたいと思います。