フロントホイールのエンド幅は100mmが一般的。
ところがダホンの場合、エンド幅が74mmとなります。
だから、エンド幅100mmの小径車にホイールを使い回すことができません。
しかし、世の中には便利なものがあるもので『74mm-100mm変換アダプター』というパーツが売っています。
これを使えばエンド幅100mmの小径車に、ダホン用74mmホイールが使えるようになります。
74mm-100mm変換アダプターとは
ダホンの74mmフロントハブを100mm幅へ変換するアダプタです。
Liteproの変換アダプター
購入した変換アダプターは、台湾の自転車パーツメーカーLitepro製。
ダホン用の軽量パーツ等を数多く取り扱っているメーカーです。
重量は2つで12g。
幅は片方13mm。
両方で26mmだからエンド幅74mmにプラスすると100mmになります。
74mmハブに装着する
これはダホン用のフロントホイール。
エンド幅はもちろん74mmです。
このハブはRIDEA製74mm、リムはアレックスリム R390の手組みホイールです。
手組みホイールの詳細については↓こちらの記事で紹介しています。
変換アダプターを装着する
使い方はとっても簡単。
ハブ軸にカポッとはめるだけ。
シンプルなデザインなので、装着後もハブに溶け込んでいます。
両端に装着したアダプターにより「13mm」+「13mm」延長。
これでエンド幅は100mmになりました。
実測値もこの通り100mmです。
クイックリリースの軸を通して、しっかり挟み込むので走行中に外れることはありません。
74mm非対応の「振れ取り台」でも活躍
この振れ取り台はエンド幅100mm-135mmに対応しています。
だから、74mmホイールが固定できません。
こんな時も「74mm-100mm変換アダプター」が役立ちます。
エンド幅を100mmにすることで無事、振れ取り台にセットすることができました。
まとめ
74mm-100mm変換アダプターを使用すると、
DAHON用のホイールを無加工でエンド幅100mmの対応車にインストールすることができます。
また、エンド幅74mmに対応していない振れ取り台にセットすることが可能。
この変換アダプターを持っていれば、いざというときに使いまわしたり、応用が効くのでおすすめです。