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【14インチ】DAHON K3に合うメンテナンススタンドはコレ!

DAHON K3とミノウラ DS-550CSのメンテナンススタンド

DAHON K3などの14インチ自転車に乗っている人は、一体どんなメンテナンススタンドを使っているのだろうか?

ネットで調べてみても情報がないので、K3を購入してからしばらく疑問に思っていました。

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K3に合うスタンドはコレ!

14インチ自転車って一般的なメンテナンススタンドを使うのが困難なんですよ。

しかし、メンテナンススタンドが無いままだと不便なので、今回、自分なりに使えそうなスタンドを選んで買ってみました。

結論から言うと、ミノウラ DS-550CSならDAHON K3を乗せることができます

ディスプレイスタンドと書いてありますが、チェーンを洗浄したり、リアディレイラーの調整したりと、メンテナンス用としての役割を十分に果たしてくれます。

ミノウラ DS-550CSにDAHON K3を乗せてホイールを回す

こんな風にね。

しかも普通のフックタイプより格段に使いやすいときている。

K3で他のスタンドが使えない理由

自転車用メンテナンススタンドの種類

一般的なメンテナンススタンドといえば、この2種類でしょうか。

しかし、これらを14インチのDAHON K3で使用するには以下のような問題があります。

挟むタイプのスタンド

DAHON K3とメンテナンススタンドの隙間

一般的なリアハブは130mmまたは135mmですが、DAHON K3の場合は85mmと狭いため、大きな隙間ができてハブ軸を挟むことができません。

そもそも、こんなサイズで使うことを想定していないのでしょう。

フックタイプのスタンド

DAHON K3のキックスタンドが邪魔でメンテナンススタンドが乗せれない

フックタイプの場合は、チェーンステーとキックスタンドの間にフックを入れなければならないのですが、キックスタンドが邪魔になってうまく引っ掛けることができません。

DAHON K3にフック型メンテナンススタンドを使う

反対側なら何とか引っ掛けることができます。

しかし、こちらもチェーンが邪魔だったり、フックがホイールすれすれだったりと使い勝手が悪いです。フックを掛けるたびにストレスになると思います。

クランプ型ワークスタンド

クランプ型のワークスタンド

もう一つ、シートポストやフレームにクランプを挟むワークスタンドというものがあります。自転車ショップで使われている本格的なメンテナンススタンドですね。

DAHON K3もこれを使えば問題解決なんですが、正直、大きすぎるから部屋に置きたくありません(汗)処分するときも困りますしね。

というわけで、いまのところDAHON K3で使えそうなメンテナンススタンドがミノウラ DS-550CSくらいしかなかったわけです。

ミノウラ DS-550CSの詳細

ミノウラ DS-550CS

フックはゴム素材で覆われているからフレームが傷つく心配はありません。

ミノウラ DS-550CSのサイズ

サイズは640mm×120mm、重量は1.1kg

折りたたむと場所をとらないので、壁に立てかけて保管することもできます。

ミノウラ DS-550CS、フックの幅

一般的なフックタイプよりもフックの開きが狭くなっているので、ホイールのリムやスポークに接触しにくくなっています。

フックは上下に動かせる

ミノウラ DS-550CSのフックを調整する方法

支柱がレールのようになっていて、フックを起こしてロックを解除すると上下に動かすことができます。

ミノウラ DS-550CSのフックは上下に動かせる

下のフックも動かせます。

左右に角度調整できる

ミノウラ DS-550CSのフックは左右に角度調整できる

フックを左右に動かして角度をつけることも可能。

フックの緩み調整

ミノウラ DS-550CS フックの緩み調整

もしフックが緩んでいたら、フックを起こした裏側にあるボルトを4mmのアーレンキーで締めて調整してください。

また、「シム」と呼ばれるスペーサーがフックと支柱の隙間に入っています。これは自転車が正しく立直しない場合に、挟んだり、取り外したりして、フックの突き出し具合を調整するためのものです。

K3をスタンドに乗せるコツ

ミノウラ DS-550CSに乗せたDAHON K3

こんな風にK3を乗せて使用します。

ただ、ちょっとした“コツ”があります。以下に、上下のフックを掛ける目安を載せておきましたので、参考にしてください。

ペダルに当たらないように注意

ミノウラ DS-550CSにペダルが当たる

スタンドの場所がBB側に近いと、クランクを回したときにペダルがスタンドの支柱に当たってしまいます。

上のフックを掛ける場所

ミノウラ DS-550CSの上のフックをDAHON K3に引っ掛ける

左右のシートステーの中央にフレームが通っている部分があると思います。

そこよりホイール側にフックを引っ掛けるのがコツ。

下のフックを掛ける場所

ミノウラ DS-550CSの下のフックをDAHON K3に乗せる

DAHON K3のチェーンステーにラインが2箇所入っているところがあると思います。

画像の②より後ろにフックの端がくるようにチェーンステーを乗せてください。①の位置だとペダルに当たると思います。

K3をスタンドに乗せる流れ

ミノウラ DS-550CSをDAHON K3に引っ掛けるコツ

  1. K3は上に持ち上げるだけ
  2. スタンドも持ち上げて軽く傾ける
  3. 最初に上のフックを引っ掛ける
  4. 下のフックは滑り込ませるだけ

フックの位置調整が面倒ですが、一度やってしまえばあとは楽。慣れたら上のGIF画像のようにスムーズに乗せられますよ。

ミノウラ DS-550CSのフック調整

調整したフックがこちら。上のフックに角度をつけておくとフレームに負担が掛かりません。

やはり、このスタンドのポイントは下のフックが“平ら”なところでしょうね。K3はフレームが小さいから、下のフックまで引っ掛けるタイプだと乗せるのが困難になります。

おわりに

ネットで調べてもみても14インチに合うメンテナンスタンドが見当たりませんでしたが、ミノウラ DS-550CSなら問題なく使用することができました。

このスタンドのおかげでK3のメンテナンスがめちゃくちゃ楽になった。今までリアディレイラーの調整とか自転車を逆さまにしてやってましたからね。

難点としては価格が5千円と高いことですが、いまのところ14インチはこのスタンドしか選択肢がないのが現状です。

しかし、これ1台でどんな自転車にも対応できますし、フックを掛けるのはストレスフリー、作業効率も上がると考えたら元を取れるんじゃないかと思います。