「ボトルケージ」の取り付け位置を変更するため、WLOF TOOTH(ウルフトゥース)の『B-RAD-2 マウンティングベース2』を購入しました。
WLOF TOOTH B-RAD2とは
この商品はフレームのボトルケージ位置を調整することのできるアイテムです。
ボトルケージ位置の変更に
価格は2,800円ほど。他のメーカーの似た商品と比べてお高めですが、デザインや質感が良く、強度的にも優れているので長く安心して使うことができます。
ボトルケージの位置を変更することで、フレームバッグや他のボトルとの干渉を避るのに役立ちます。
質感・使い勝手よし!
取り付け方は至ってシンプル。本体を2本のネジで固定してから「ボトルケージ」を装着するだけです。
調整可能な範囲は「約10~54mm」。
シンプルなデザインなので、見た目を損なわず、悪目立ちすることもありません。
付属品
付属品はネジとワッシャーのみ。
重量
アルミを削り出し、1枚の板で作られているので強度があります。しかも18gと軽量。
取り付けに「トルクスレンチ」が必要
付属しているネジが「トルクスネジ」なので、取り付けに『トルクスレンチ T25』が必要になります。
余計な工具を増やしたくなければ、ホームセンターで同じサイズの「六角ネジ」を買ってきて交換するという手もあります。
シマノ「DI2 SM-BA01」と比較
ウルフトゥース『B-RAD2』と似た商品に、シマノ『DI2 SM-BA01』があります。
- WLOF TOOTH『B-RAD2』 2,852円
- シマノ『DI2 SM-BA01』 1,909円
値段はウルフトゥースの方が高いのですが、見た目的にも構造的にもウルフトゥースの方がシンプルで頑丈にできています。
シマノは取り付けが面倒
シマノ『DI2 SM-BA01』は、ベースとなるプレートとカバーが2つに別れているため、装着が少し面倒なのが欠点です。
また、ウルフトゥースと比べるとプレートが薄っぺらく、頼りない感じがします。
調整できる範囲の違い
ボトルケージを調整できる範囲ですが、ウルフトゥースはシマノの2倍以上の範囲を動かせるので、使い勝手は良好です。
取り付け位置の高さ
シマノ『DI2 SM-BA01』は、取り付け時にスペーサーを挟むため、10.5mmほどボトルケージの取り付け位置が高くなってしまいます。
取り付け位置をできるだけ低く抑えたいなら、ウルフトゥース『B-RAD2』一択です。
取り付けてみた
ここに付属の「ワッシャー」を忘れずに入れてください。
この「ワッシャー」を入れることで、締め付けたときに出来る傷や凹みを防ぐことができます。
ハンドルポストにドリンクボトルの先端が当たってしまうため、ウルフトゥース『B-RAD2』を使って後ろにずらします。
フレームの関係で思ったよりもずらせませんでしたが、少しだけ隙間を作ることができました。
これだけでもボトルの取り出しがだいぶ楽になりました。
まとめ
- ボトルケージの位置を変更できる
- アルミ削り出しで強度がある
- 見た目と質感が良い
- シマノ製より使いやすい
- トルクスネジに注意
シマノを含め、色々なメーカーから似た商品がリリースされていますが、ウルフトゥースの『B-RAD2』が、一番スマートで使い勝手が良いです。
値段はお高めですが、アルミの削り出しで強度が強いため長く使えますし、見た目を損なわないデザインなのでおすすめです。
取り付けに「トルクスレンチ」が必要な点だけ注意してください。