今回は「工具不要」でチェーンの付け外しが行えるアイテム『Wippermann CONNEX LINK』を紹介します。
ワイパーマン コネックスリンクとは
Wippermann(ワイパーマン)の『コネックスリンク』9速用を購入。
KMCの『ミッシングリンク』からこちらに乗り換えました。
ワイパーマンのチェーンは「シマノ・スラム・カンパ」に対応しているので、おそらく『コネックスリンク』の単品交換でも互換性があると思われます。
色は位置が分かりやすいようにゴールドを選択。価格が高いだけあって、見た目が頑丈で耐久性もありそうです。
KMC ミッシングリンクと比較
ワイパーマン『コネックスリンク』とKMC『ミッシングリンク』の仕様を比較します。
ワイパーマンは何度でも脱着できる
ワイパーマンの『コネックスリンク』に使用回数の制限はありません。
チェーンの交換時期まで何度でも脱着を繰り返すことができるので、頻繁にチェーンを外して洗浄をしたい人に向いています。
KMCは数回しか脱着できない
一方、KMCの『ミッシングリンク』の付け外し回数は「約3~5回まで」とパッケージに記載されています。
チェーンの脱着を数回繰り返したら基本的には交換になるので、気軽にチェーンを外すことができません。
形状を比較
同じ9速用で両方ともシマノと互換性がありますが、プレートの形状はだいぶ異なります。
また、ワイパーマンのほうが少しプレートが大きめです。
コネックスリンクの向き
コネックスリンクの「取り付け向き」が気になったので調べてみると、こんな画像が見つかりました。
カーブの緩やかな方をチェーンリング側になるように取り付けるのが正解のようです。
コネックスリンクの取り付け方
KMCの9速用チェーンに取り付けます。
KMCのチェーンは、シマノのチェーンと互換性があるわけですから…たぶん大丈夫でしょう!(笑)
まず、コネックスリンクの両端を90度に傾け、チェーンのピンを差し込みます。
ピンが入ったらリンクが水平になるように回転させます。
あとは両端を引っ張るだけで簡単に装着することができます。
コネックスリンクの外し方
外すときも90度に傾けることでチェーンが外れる仕組みですが、少し斜めにするだけの方が外しやすかったです。
こんな感じで「工具なし」で脱着できます。
チェーントラブル時にパパッと外せますし、何度でも付け外しができるからチェーン洗浄のためだけにチェーンを外しても問題ありません。
チェーンの洗浄をマメにしたい人には、もってこいの商品です。
コネックスリンクの動作確認
プレートが大きいので、チェーンから思いっきりはみ出します。
ちゃんと回転してくれるのか不安でしたが、プーリーの入り組んだところも滑らかに回転してくれました。
KMCのミッシングリンクは、スプロケットの歯を通るときにカチッと異音が出ることがありましたが、コネックスリンクは静かに回ってくれます。
変速時にコネックスリンクとギアが接触するところで正常に変速ができるか何度か試してみましたが、とくに問題なく変速できました。
まとめ
- 制限なく何度でも脱着できる
- 工具必要なし
- シマノチェーンと互換性あり
- 頻繁にチェーン洗浄する人向き
- トータルコストは安い
何度でもチェーンを取り外せて、チェーンの洗浄ができるのが最高です。
ミッシングリンクよりもお高めですが、何度も再利用できることを考えれば、交換する価値は充分にあります。