自転車の整備用にWareのステンレス製 六角レンチを購入しました!
今まで黒染めの六角レンチを使用していましたが、放置していたらサビが出てしまった(汗)一度サビが出ると、なんかもう使う気になれません・・・
自転車整備では一番出番の多い工具ですし、やっぱり良いものを持ちたい。もうサビる六角レンチはコリゴリなんです。
Wera ステンレス製 六角レンチ 9本組
今回購入したのは、Wera(ヴェラ)3950SPKL/9というステンレス製の六角レンチ 9本セットです。
こんな箱に入って届きました。安いところなら、5,000円台で購入することができると思います。
はぁー、なんというかディテールがすごい。ひと目でわかる品質の良さ。男心をくすぐられます。
サイズは「10/8/6/5/4/3/2.5/2/1.5mm」の9本セット。色付きのラバーにより、簡単にサイズを見分けられます。
ケース横にあるスイッチを上に押し上げるとカバーが開きます。
私は開かないほうが取り出しやすかったですが、まぁシチュエーションによっては便利なこともあるかも。
こちらは以前使っていた黒染めの六角レンチ。部屋に放置していたら、湿気で盛大にサビてしまいました(泣)
今回のステンレスはサビにくい素材ですが、条件次第ではサビてしまうこともあります。汚れや塩分、水が残らないように手入れをすることが大切です。
さらに詳しい特徴
本体はラバーコーティングしてあります。滑りにくく、冬は冷たさを感じません。ラバーはしっかり密着しているので抜けることはまずないでしょう。
Weraは、先端だけ加工していて、あとは丸いパイプのような持ち手になっています。
実際に握る前は、角張ってるほうが持ちやすそうに思えましたが・・・丸いほうが断然持ちやすかった(笑)これを使っちゃうと、もう角張った六角レンチには戻れないかも。
普通の六角レンチは、角ばっているところの一点にトルクが集中するので、ネジをナメてしまうことがあります。
一方のWeraは、”面接触”を可能にしたHex-Plusを採用しています。曲線を設けることでネジとの接地面積が広くなり、トルクが分散されるので、ネジをナメにくく、食いつきが良くなっています。
一番小さな1.5mmを比較。どちらが丈夫で握りやすいかは一目瞭然。
実測重量はWeraが577g、ボンダスが340g、その差237g。
ステンレス製だから重いというわけではありません。ステンレスと鉄はほぼ同じ重さです。では、なぜ重いのかと言うと、長さに理由があります。
Weraの六角レンチは、”ロングサイズ”だから重い。
ただし、持つのがつらい重さではないので安心してください。普通の六角レンチと比べたら少し重いというだけ、比べないとわからないですし、私はまったく気になりません。
完璧なWeraの六角レンチですが欠点もあります。それは、滑りにくいラバーコーティングの弊害か、”非常に抜き差ししにくい”ということです(汗)
普通にスルッと抜けると思ったら大間違い。力強く引っ張らないと抜けません。ゴムがケース内部で引っかかて、ズリズリゆっくり抜ける感覚です。
レビューによると、「抜き差しを繰り返すうちに少しづつレンチもホルダーも摩耗するため、使っていくうちに少しずつスムーズになっていく。」とのこと。最初のうちは我慢するしかないようです。
自転車で使ってみた
おっ?ネジ穴に簡単に入った!
一発で合わなくても、ちょっと捻ればスポッと入ります。
今までの六角レンチは、きっちり合わせないとネジ穴から弾かれていました。これ、なにげにストレスなんですよ。
柄にあるボールポイントは、早回しに便利な機能です。
傾けても回すことが可能なので、自転車のボトルケージなど、狭い場所のネジ止めで活躍してくれるでしょう。
小さなネジもこの通り。持ち手が太いから心強い。
ロングサイズだからトルクがかけやすい。硬いペダルの取り外しも楽々。
DAHON等の折りたたみ自転車では、10mmサイズもよく使用します。ハンドルポストから異音がしてきたら増し締めを忘れずに!
まとめ
手入れを忘れて、工具をよくサビさせてしまう人には、Weraのステンレス製 六角レンチ 3950SPKL/9がおすすめです。特徴は以下の通り。
- ステンレス製だからサビにくい
- ロングサイズで高トルク
- 面接触だからナメにくい
- 丸ハンドルで丈夫・持ちやすい
- ラバーで色分け・滑りにくい
- 少し重い
- 抜き差ししにくい
丸ハンドルは握りやすくて丈夫。しかもラバーコーティングで滑りにくい。ネジ穴にハマりやすいところも気に入りました。剛性があって、しならず、がっちり食い込んできっちり締まります。