「仏式バルブ」と「英式バルブ」は、自転車のタイヤに使用されているバルブの種類です。
「仏式バルブ」はロードバイクやクロスバイクに、「英式バルブ」はママチャリなどのシティサイクルによく使われています。
「仏式バルブ」と「英式バルブ」は形状が異なるため、それぞれの口金に対応した空気入れが必要です。
英式バルブ用の空気入れしかなかった場合、仏式バルブのタイヤに空気を入れることはできません。
このような場合に役立つのが、『仏式→英式バルブ変換アダプター』です。
出先で空気入れが必要になったらどうする?
サイクリング中にパンクや空気不足が発生した場合は、「空気入れ」が必要です。
多くの人は「携帯用空気入れ」を持っていると思いますが、必要なときに限って忘れたり、不具合で使えなかったりすることがあります。
そのような場合は、慌てずに空気入れを借りましょう。
無料で空気入れを借りられる場所
- 自転車屋
- ホームセンター
- ショッピングモール
- 交番
- 駅前などの自転車置き場
- 民家
- サイクリストに声をかける
自転車屋やホームセンターは、無料で空気入れを貸し出してくれることが多いです。
スポーツタイプの自転車を取り扱っていれば、仏式バルブ対応の空気入れもあるはずなので、近場にこれらのお店がある場合は、足を運んでみてください。
近くに全くお店がない場合は、通りがかったサイクリストに声をかけてみるのもあり。きっと快く貸してくれるはずです。
英式バルブにしか対応してなかったら!?
あとは交番や民家でも空気入れを貸してくれることがあります。
ただし、これらの場所は、空気入れの口金がママチャリなどの英式バルブにしか対応していない場合があります。
スポーツタイプの自転車は、仏式バルブが多いため、英式バルブ用の空気入れでは空気を入れることができません。
このような時に1つ持っていると役立つのが、『仏式→英式バルブ変換アダプター』です。
仏式バルブを英式バルブ変換して解決!
貸してもらった空気入れの口金が英式バルブにしか対応していなかった場合、こちらの『仏式→英式バルブ変換アダプター』が役立ちます。
使い方はとっても簡単。
仏式バルブの先端にあるボルトを開放してから、変換アダプターをねじ込むだけで、仏式バルブを英式バルブに変換できます。
隙間から空気が漏れないように、しっかりと締め込んだら準備完了です。
あとは英式バルブ用の口金を取り付ければ、何事もなく空気を入れられます。
変換アダプターは小さくてかさばらないので、ツールボトルなどに入れておくことができます。
出先で英式バルブ用の空気入れしか借りられなかった場合に備えて、必ず携帯しましょう。そうすることで、いざという時にも安心です。
まとめ
- 仏式バルブを英式バルブに変換
- 価格は300円程度
- 英式バルブ用の空気入れが使える
- 軽量コンパクト、持ち運びに便利
- いざというときに役立つアイテム
『仏式→英式バルブ変換アダプター』は、300円程度で購入できます。
この変換アダプターがあれば、英式バルブ用の空気入れでも仏式バルブに空気を入れることができるので、とても便利です。
長距離ライドに出かける際は、ぜひ1つ持っておくことをおすすめします。