自転車のタイヤ交換は、面倒な作業のひとつですよね。
でも、このタイヤレバーがあれば、1本で簡単にタイヤを外したりはめたりできるんです。
その名も『Tru-Tension (トゥルーテンション) タイヤモンキー』。
今回は、この画期的なタイヤレバーの特徴や使い方をご紹介します。
Tru-Tension タイヤモンキーとは
Tru-Tension タイヤモンキー(公式サイト)¥1,870(税込)
タイヤモンキーは、従来2本以上必要だったタイヤレバーを1本にまとめた、画期的なツールです。
L字の長いツメが特徴的、反対側はかぎ爪のような形状をしています。
レバーの裏側には、仏式バルブのコアを回したり、米式バルブのコアを押して空気を抜くことができるツールが備わっています。
タイヤモンキーの長さは100mm、幅は25mm、厚みは24mmで、重量は21gです。
左右対称のデザインで、左利きと右利きの両方に対応しています。
タイヤ交換が苦手な方や、作業時間を短縮したい方におすすめです。
タイヤの外し方
タイヤを外すときは、L字のツメを使用します。
通常のタイヤレバーと同じように、リムの隙間に挿入し、ビードに引っ掛けてめくり上げます。
レバーはしなることもなく、非常に頑丈です。
レバーをリムに沿わせてスライドさせると、ビードがスルスルと外れていきます。
たった1本のレバーと最小限の力でビードを外せるとは、本当に驚きです。
タイヤの状態ですが、ビードからわずかに黒いカスが出る程度で、リムやビードに明らかなダメージは見受けられませんでした。
タイヤのはめ方
タイヤをはめるときは、かぎ爪の方をリムに差し込みます。
あとはタイヤを外した時と同じように、レバーをリムに沿ってスライドさせるだけです。
最後だけ少し力が必要ですが、それでも簡単にタイヤがはまります。
ビードをはめるとき、レバーがバルブのところを通過しないように注意してください。
バルブの付け根は、リムの近くにチューブが寄っているため、レバーのツメでチューブにダメージを与える可能性があります。
バルブのところは、予めビードを収めてからタイヤモンキーを使用するのがベストです。
タイヤグライダーとの比較
タイヤモンキーと同じように、1本のレバーでタイヤの脱着ができる商品が他にもあります。
その名は『タイヤグライダー』です。
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ツメの形状が似ている
どちらの商品もL字のツメが特徴的です。
おそらく、レバー1本だけでタイヤが外せる秘密は、この長いツメにあるのでしょう。
さらに、ビードをはめるときに使用するかぎ爪も似た形状をしています。
タイヤモンキーのほうが使いやすい
『タイヤモンキー』と『タイヤグライダー』は、どちらもタイヤの着脱に便利なツールです。
しかし、使いやすさなど、総合的に考えると『タイヤモンキー』の方が優れているように感じました。
その理由は、『タイヤモンキー』の握りやすさです。通常のタイヤレバーのようにしっかりと握ることができるため、力が入りやすく、タイヤの着脱が楽でした。
一方、『タイヤグライダー』はレバーが短いため、力が入りにくく滑りやすいです。
ただし、ビードをはめるときは『タイヤグライダー』の方が押し込みやすかったですし、樹脂の耐久性もこちらの方があるように思います。
まとめ
- 硬いビードがスルスル外れる
- 硬いビードが簡単にはまる
- 両利きに対応
- タイヤグライダーより使いやすい
これまでは、タイヤの脱着には通常2本以上のタイヤレバーが必要でしたが、『Tru-Tension タイヤモンキー』を使用すれば1本で作業が完了します。
タイヤの脱着にお困りの方は、ぜひ『タイヤモンキー』を試してみてください。
タイヤ交換が得意でない方や、作業時間を短縮したい方に特におすすめです。