タイヤの脱着が超簡単になる『タイヤグライダー』というアイテムを買ってみました。
わたしが最近買った中でも、かなり革新的なサイクリングツールとなっています。
タイヤグライダーとは
『タイヤグライダー』はイギリスで生まれたアイディア商品です。
この1本でタイヤの付け外しがスマートに行えます。
実際に『タイヤグライダー』を使ってみた動画がこちら↓
ありえないくらい硬いタイヤも、すんなり脱着することができました。
お値段は税込2,090円と少しお高めですが、買って損のないアイテムです。
サイズと重量
平べったい「タイヤレバー」よりもややスペースを取ってしまいますが、それでも手のひらに収まるくらいコンパクトなサイズです。
ヘラの長さは35mm。手持ちのタイヤレバーの約2倍の長さがありました。
重量は、2本の「タイヤレバー」よりも軽量です。
タイヤの外し方
『タイヤグライダー』を使ってタイヤのビードを外します。
ヘラをビードに引っ掛ける
「タイヤレバー」と同様にヘラをビードに引っ掛けます。
ヘラの幅は広いですが、しっかりタイヤをめくれば簡単に入ります。
レバーを横に倒す
ビードにはめると、このような状態になります。
そのまま横に倒します。
スライドさせる
あとはレバーを握って、ぐるっと一周させれば取り外しは完了です。
うまく外すコツ
慣れの問題もあると思いますが、レバーを親指で押し込むとヘラが外れやすくてダメでした。
とくにビードの硬い部分で、ヘラが外れやすかったです。
いろいろ試してみたところ、「レバーを拳で包み込むように握る」と、ヘラが外れずにうまくスライドさせることができました。
タイヤのはめ方
『タイヤグライダー』を使ってタイヤをリムにはめます。
ツメの部分を使用する
タイヤのビードをはめるときは、「缶切りのツメ」のような部分を使用します。
リムにツメを引っ掛ける
ビードをめくってリムに「ツメ」を引っ掛けます。
うまくリムに入らないときは、『タイヤグライダー』を少し斜めに傾けると入りやすくなります。
このようにセットできたら準備OK。
スライドさせる
あとはレバーを押し込めば、自然とビードがリム内におさまります。
まとめ
- イギリスで生まれたアイディア商品
- 1本のレバーで付け外しが簡単に
- 脱着はスライドさせるだけ
- 耐久性のある樹脂素材
- リムへのダメージが少ない
「タイヤレバー」だと2本のレバーが必要でしたが、この『タイヤグライダー』なら1本で済ませられます。
やや力の必要な部分もありますが、素手でタイヤをはめていくよりもはるかに楽でした。
これを使ったらもう普通の「タイヤレバー」には戻れません。これからの定番アイテムになりそうな予感がします。