クリップで『チェーンフッカー』を自作する方法を紹介します。
チェーンフッカーとは、チェーンを脱着するときにリアディレイラーに引っ張られるチェーンを抑えるためのツールです。
他に「チェーンフック」や「チェーンフィキサー」とも言ったりします。
チェーンフッカーについて
ぶっちゃけ自宅で使用するなら既製品のチェーンフッカーを使用したほうが作業効率は良いです。
画像の工具については『チェーンフィキサーで自転車チェーンを外したときの広がりを抑えよう』で詳しく紹介しています。
しかし、単純な構造なので針金等で簡単に自作することも可能です。
今回は大きめのクリップでチェーンフッカーを自作する手順を紹介します。
クリップで自作したチェーンフッカーは、コンパクトなのでサドルバッグ等に入れて持ち運ぶのにピッタリ。
出先のトラブルでチェーンを脱着するときに活躍するでしょう。
用意するもの
- 100均の特大クリップ
- ペンチ
以上の2点を用意するだけで簡単に作れます。
クリップはビニールでコーティングしてあるものが滑りにくくておすすめ。
サイズは全長50mmのクリップがよいでしょう。
ダイソーに50本100円で売っています。
ペンチは電工ペンチと言われるものを使用します。
つかむ・切るの二役ができる基本的なペンチです。
サイズは175mmが使いやすいと思います。
持っていなければ、こちらも100均で購入できます。
自作チェーンフッカーの作成手順
特大クリップを用意したら、まっすぐに伸ばします。
ペンチで12cmのサイズに切ります。
切断面が尖っていると危険です。
そのときは切り直しましょう。
端をペンチでつかんで、ひねります。
上の画像を目安に曲げれば大丈夫でしょう。
以上で完成です。
こんな感じでチェーンに引っ掛けて使用します。
やはり全長12cmくらいで作ると丁度いいと思います。
持ち運び方
私の場合、小さなジッパー付きのビニール袋に入れています。
これをサドルバッグやツール缶などに入れておきます。
こうしておけば外でチェーンが切れたときなど、いざというとき役立ちます。
もちろん自宅でメンテナンスのときに使用しても大丈夫です。
クリップをまっすぐにして、適当に切ったら両端をクイッと曲げるだけ。
簡単に作成できるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。