今回は「クイックリリース」にできてしまった『サビ』を取り除きました。
軽度のサビなら「サビ取り剤」をスプレーして、歯ブラシでこするだけで銀色の輝きを取り戻すことができます。
クイックリリースが錆てる!?
久しぶりに「クイックリリース」を外してみたら、サビびだらけになっててビックリ!
「洗車」をしたとき、水分をよく拭き取らなかったせいだと思われます。
うーん、これは盲点。「クイックリリース」も定期的にチェックしないといけませんね。
サビ取り剤を買ってきた
ホームセンターで偶然見かけた『エーゼット 瞬間サビ取りスプレー 100ml』を買ってきました。価格は税込780円。
液体は「中性」なので素材を痛める心配がなく「ステンレス、アルミ、プラスチック、ゴム」など幅広く使用できます。
今回使用したアイテム
- AZ 超極圧・水置換スプレー
- AZ 長期防錆オイル216h
- AZ 瞬間サビ取りスプレー
- スコット ペーパーウエス
- ニトリルグローブ
- 綿棒数本
- 歯ブラシ
- ステンレストレー
サビ取り剤を吹き付ける
スプレーをよく振ったら、サビのあるところに吹き付けます。
もこもことしたムース状の泡がピタッと密着。
あとは「ステンレストレー」に置いて5分ほど放置します。
化学反応であっという間に分解
塗布後まもなく、サビに反応したところが「赤紫色」に変化してきました。
髪を染めるときのブリーチ剤のような匂いがしますが、それほどきつくありません。
サビが浮いてくる!
しばらくすると「茶色いサビ」がみるみる浮き出してきました。
歯ブラシでこする
浮いたサビを「歯ブラシ」を使って削ぎ落としていきます。
放置するよりも「歯ブラシ」で磨きながらのほうがよく落ちます。
場所によっては綿棒でこする
ボルト内側のサビは「黒く変色」してしまい「歯ブラシ」ではうまく落とせませんでした。
そこで「サビ取り剤」を付けた「綿棒」でこすったところ画像のようにきれいになりました。
「スプリング」の裏側が結構サビだらけだったので、こちらも「綿棒」を使って落とします。
水で洗い流す
サビが落とせたら、付着している「サビ取り剤」を水でよく洗い流します。
「ペーパーウエス」か「布」を使用して、水分をしっかり拭き取ります。
防錆対策
何もしないと、またすぐにサビてきてしまうので「潤滑剤」を塗っておきましょう。
今回使用するのはこの2つ。
水置換スプレーで水分を追い出す
隙間に残った水分をしっかりと追い出すために水置換性のオイル『エーゼット CKM-001』をスプレーしてなじませます。
防錆オイルを塗る
上の『CKM-001』にも防錆効果はありますが、念の為『長期防錆オイル216h』を使用します。
塩水をかけてから216時間もの間サビの発生を抑えたことから「216h」という名前らしい。
屋内防錆なら2年以上にわたり防錆性能を発揮するそうなので、面倒くさがりなわたしにピッタリです(笑)
ビフォーアフター
1度目でほとんどのサビは落とせましたが、ところどころ残っていたので3回ほど繰り返しました。
画像くらいの「軽度のサビ」なら、きれいな銀色を取り戻すことができます。
ただし、サビによって腐食してしまった跡はどうしても残ってしまうので、定期的にチェックすることが大切です。
ネジ山もこの通りピッカピカです。
まとめ
- 軽度のサビならきれいになる
- 歯ブラシでこすると効果的
- 化学反応でサビが浮く
- 作業を2~3回繰り返す
- 最後に防錆するのを忘れずに
今回のような「軽度のサビ」なら、エーゼットの『瞬間サビ取りスプレー』を使用すれば問題なく落とすことができます。
液体は「中性」なので、自転車に組み付けたまま使用しても他の素材に影響はありません。手軽に使えるのがうれしい商品ですね。おすすめできます。
ただ、容量が100mlしかないので自転車全体に何度も使用するような使い方は向いていないかもしれません。「重度のサビ」については、また今度試してみたいと思います。