高圧でも軽快にポンピングすることができるというパナレーサーの「携帯ミニポンプ」が気になったので購入してみました。
Panaracer ワンタッチミニポンプとは
本体カラーはブラックとシルバーの2種類。バルブは「仏式」と「米式」に対応していて、最大9気圧までの注入が可能となっています。
パッケージに「10万本突破」というシールが貼ってあります。かなり売れているシリーズみたいですね。
青いほうが「仏式バルブ用」、赤いほうが「米式バルブ用」となります。
「赤・青」の出っ張りを指で押すことで交互に入れ替わります。
全長約17cm、手に取ると結構大きなサイズとして感じられます。
通常サイズのサドルバッグに入れることは難しいですが、大きめのツールボトルなら入るかも?
ボディーは丈夫で軽量なアルミ製。
実測重量は105gなので、自転車チューブ1本分と同じくらいの重さです。
ポンプの詳細
ホースの付け根は360度回転します。
ホースの長さは約10cm、適度な長さがあるから注入時にバルブへ無理な力がかかりません。
ホースは弾力があって、最低限の長さがあるからポンピング時の取り回しは良好。
使わないときにポンプが伸びないようにロックをかけることができます。
本体を左か右に回して「カチッ」と音がするところで止めたらロック完了です。
ポンピングしやすい形状
ポンプ本体の上下の持ち手は5本指でしっかりと握ることができる。
ポンピングしても両手がぶつかることがありません。
このようにスムーズにポンピングすることができます。
ちなみに、こういうタイプのポンプだと、頭の部分が短いからポンピングしづらいんですよね。
口金くちがねの取り付け方
仏式の場合は、「青」を出してからバルブの奥までしっかりと押し込みます。
青い部分が隠れて、反対側に赤が出てくれば、空気を入れる準備完了です。
あとはポンピングして空気を入れるだけでOK。
口金の外し方
口金を外すため、説明書通りに「赤」を押しても硬すぎて「青」が出てきません・・・
色々と試行錯誤してみたところ、口金をバルブから抜き取りながら赤を押すとスムーズに外せることがわかりました。
高圧でも軽いポンピング!
大体100~200回プッシュしたところで若干重くなってきて、それ以降は7気圧までさほどかわらない重さでポンピングすることができました。
押したときよりも、引いたときにより多くの空気が入っているようなので、引っ張って空気を入れるのをイメージしながらポンピングするとスムーズに空気を入れられると思います。
ポンピングの目安
DAHON K3の14インチは、200~250回ポンピングすると指定空気圧の5気圧~6気圧くらい入ります。
DAHON Visc EVOの20インチ451では、400回のポンピングで7気圧までいきました。
アタッチメントの使用例
このポンプには自転車フレームに取り付けるための「アタッチメント」が付属します。
付属の長いネジを使用すればボトルケージとの併用も可能で、落下防止用のベルクロも付属します。
このようにボトルケージの横側にポンプを設置することができます。
ボトルケージアダプターを使う
ちなみに私はこのようにして使っています。
ミノウラの「ボトルケージホルダー」を使用すれば、ボトルケージとポンプごとワンタッチで取り外せるから、複数台の自転車で使い回すことが可能になります。
こんな感じで取り付けることができます。
ハンドルポストに取り付けた状態がこちら。
シートポストにも取り付けることができて、しかもワンタッチで取り外すことができるから超便利。
まとめ
- 高圧でも軽いポンピング
- 握りやすいサイズ感
- 本体のサイズは大き目
- ポンピング動作が軽快
- 口金の脱着が少し硬い
- 本体重量105g
- フレームに固定できる
ポンプ本体は少々大きいものの、その分、握りやすくポンピングしやすい形状となっていました。また、ホースが長いから取り回しが良好で疲れにくくなっています。
高圧対応という言葉に偽りはなく、7気圧まで簡単に空気を入れることができました。しかし、多少はポンピングが重くなります。まぁ、許容範囲ですけどね。この分だと8気圧・9気圧となっても問題ないかと思います。