自転車のメンテナンスで『マイナスドライバー』を「ネジ回し」として使用することはほぼありません。
しかし、グリップのエンドキャップを外したり、汚れを削ぎ落とすなど、アイデア次第でいろいろな用途に使うことができるので、いざと言うときに無いと困るのが『マイナスドライバー』です。
自転車に使うマイナスドライバーのサイズは?
自転車でよく使われる『マイナスドライバー』のサイズはいくつなのか?
一般的なのは5/5.5/6mm
各自転車工具メーカーのサイトから『マイナスドライバー』の仕様を調べてみたところ、「5mm/5.5mm/6mm」サイズがよく使われていることがわかりました。
わたしは「5.5mm」を使っていますが、このサイズ中から選べばとくに問題はないでしょう。
ちなみに、プラスドライバーは「2番」をよく使用します。
関連記事:自転車用プラスドライバーの選び方。買うべきサイズは何番?
ミニドライバーセットもあると便利
他のサイズは『ミニドライバーセット』があれば事足ります。
家庭内でのネジ締めにも役立つので、1セット用意しておくと安心です。
関連記事:自転車整備におすすめのドライバーセット
ホーザンのマイナスドライバーを購入
自転車工具といえば「HOZAN」ということで、ホーザンのメンテナンスサイトで紹介されていた『マイナスドライバー D-655-100』を購入しました。
刃先幅は5.5mm。スタンダードで使いやすい大きさです。
軸長は100mmくらいが一番使いやすいです。
価格はAmazonで365円ほど。使用頻度が少ないので安いものにしましたが、そこはホーザン製なので安い割に使いやすく精度も申し分ないです。
プラスドライバーはよく使うので、ちょっとお高めの『PBスイス』を使っています。
グリップはポリプロピレン製。表面にシワのような加工がしてあるので、滑りにくく、オイルで汚れても簡単に拭き取れます。
重量は58g。軽量で扱いやすいのがメリットです。
マイナスドライバーの使い道
ドライバー(ネジ回し)としての出番はほぼありませんが、工具としてはアイデア次第でいろいろな用途に使えます。
エンドキャップをこじって外す
バーテープやグリップの「エンドキャップ」にマイナスドライバーを差し込み、こじって浮かせればキャップを外すことができます。
リムテープを外す
リムテープを外すときも便利です。
このホーザンのマイナスドライバーは、軸が普通よりも細めに作られているので、隙間に通しやすかったです。
グリスをなびる
グリスのヘラとして使えば、手を汚さずに塗ることができます。
汚れや錆を落とす
プーリーにこびりついた汚れを落としたり、サビを削ぎ落すのに使えます。
まとめ
- プラスドライバー #2
- マイナスドライバー 5.5mm
自転車のメンテナンスに使用する±ドライバーは、この2本と「ミニドライバーセット」があれば十分です。
マイナスドライバーは、ネジ回しとしての用途は少ないですが、こじったり、汚れを落とすなど、アイディア次第でいろいろな用途に応用することができます。