『プラスドライバー』のサイズにも種類があります。
しかし、すべてのサイズを揃える必要はありません。
なぜなら自転車では、圧倒的に「2番のねじ」の使用頻度が高いからです。
買うべきは2番!
先に結論から言ってしまうと、自転車整備では『2番のプラスドライバー』を一番よく使用します。
なので、2番だけ品質が良いものを1本買っておけば、8~9割方は困りません。
もしも他のサイズが必要になったら、下で紹介する『ミニドライバーセット』で対応すれば充分です。
圧倒的に2番の登場頻度が高い
わたしの持っている2台の自転車は、すべて「2番のねじ」を使っていました。
最近になって、1番や0番を使用した記憶もないかな~。
他のサイズで代用するのはNG
1番のドライバーを使っても、2番のねじを回すことは可能です。
しかし、見ての通り「隙間」があるのでガタつきます。
これだと「ゆるめる」場面で「ねじをなめる」確率が高くなるので、必ず適切なサイズを選ぶようにしてください。
他のサイズは「ドライバーセット」で対応
基本は「2番のプラスドライバーだけ、ちゃんとしたものを買う」でいいと思います。
しかし、いざという時に他のサイズがないのは困ります。
そんなときに備えて『ミニドライバーセット』を用意しておくと便利です。
関連記事:自転車整備におすすめのドライバーセット。数百円出すだけでこんなに快適に!?
信頼できるドライバーを1本持っておこう!
ディレイラーの調整など「絶対にねじをなめたくない」ときは、信頼できるメーカーのドライバーを使うのが一番。
良い工具を使うと、自転車整備がより一層楽しくなります!
日本のメーカーでは「ベッセル」や「KTC」、海外では「PBスイスツールズ」「WERA」などがおすすめです。
わたしは最近『PBスイスツールズ』のドライバーに新調しました↓
PBスイスツールズのプラスドライバー
目を引くデザインでカッコいいですね~。
なんだか置いてあるだけで安心感があります(笑)
サイズはもちろん2番。Amazonで1,300円ほどでした。
そこまで高くないですし、良い工具を使えば、整備のモチベーションもあがるのでおすすめです。
手によく馴染む
とくに「グリップの太さ」が丁度良くて気に入りました。
握りやすくて、手に吸い付くようなグリップです。
今まで使っていた「ベッセル」のドライバーは、グリップが微妙に大きくて、自転車用としては少々使いにくいものでした。
ねじをなめる確率が激減!
先端が「ねじ穴」にしっかりと食い付くので、回すときに安心感があります。
軸長は100mmがおすすめ
自転車用なら「軸長100mm」が使いやすいかと思います。
ちなみに、全長は205mmありました。
まとめ
- 自転車でよく使うのは2番
- 軸長は100mmがおすすめ
- なめる原因はサイズ間違い
- ミニドライバーセットがあると便利
よく使う2番だけは「品質重視」のものを買っておくのがおすすめ。
他のサイズは出番がめったにないので「ミニドライバーセット」があれば充分事足ります。