サボりがちな「シティサイクル・ママチャリ」の掃除は、『軍手』を使うと簡単です。
今回は『軍手クリーニング』のやり方と、「サビ」や「くすみ」を取る方法を紹介していきます。
軍手クリーニング
軍手クリーニングとは、「軍手を両手にはめて撫で回すだけ」という簡単な掃除方法です。
フレームから拭いていく
軍手がきれいなうちはフレームから拭いていきます。
表面の汚れを撫でるように落としていくだけなので、気が向いたときに掃除を済ませることができます。
ホイールの掃除がラク
指を使って「直感的に拭き取れる」から布を使うよりも、はるかに簡単です。
掃除しにくい場所こそ、軍手の本領が発揮されます。
入り組んだ場所も拭きやすい
アクセサリー類で入り組んだハンドル周りも、指でつまむように拭き取れます。
すき間に指が入る
フレームの内側など、拭きづらい場所まで指がしっかり入っていきます。
握りながら拭き取れるのも利点の一つ。
ついでに緩みのチェックを!
自転車全体を軍手でくまなく掃除することで、「緩みなどの不調を発見できる」ことがあります。
オイル汚れは最後
チェーン周りなど「オイル汚れ」が付着しやすいところは、最後に掃除します。
コンパウンドで磨く
せっかなくなので、ハンドルの「サビ」や「くすみ」をピカールで磨いていきます。
金属磨きの定番ピカール
ピカールといえば、「缶タイプ」が有名ですが、わたしはチューブ入りの『ピカール ケアー』の方が好きです。
これは液体ではなく、「クリーム状」なので布に染み込まず、垂れにくいという特徴があります。
磨いたハンドルを比較
少し磨いただけで、これだけピカピカになりました。
ライトの曇りを取る
白く曇っていた「ライトカバー」も、ピカールで磨くと透明感が蘇ります。
深いサビには『サビ取り剤』を使う
ピカールでも落とせない「深いサビ」には、専用の『サビ取り剤』を使用します。
サビ取り剤をスプレーする
こちらのサビを取り除いていきます。
これは化学反応でサビを分解するタイプの『サビ取り剤』です。
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ブラシでこする
泡のまま放置しても深いサビは落せないので、100均で買った金属製の「ワイヤーブラシ」でこすって、サビを削り落とします。
防錆剤を塗る
このくらいのサビなら簡単に落とすことができます。
しかし、このままだとまたすぐにサビてしまうので、『防錆剤』を塗っておくことをおすすめします。
まとめ
- 撫でるだけの軍手クリーニング
- シティサイクルの掃除におすすめ
- 直感的に拭き取れる
- ホイールの掃除がラク
- すき間に指が入っていける
- 緩みのチェックもできる
軍手クリーニングなら5分もあれば自転車全体をきれいに拭き取ることができます。
しかし、塗装面に細かな傷がついてしまうことがあるので、ロードバイクなど高価な自転車では行わず、シティサイクルなど普段遣いの自転車のお手軽な掃除手段としてやるようにしてください。