シマノ製チェーンリングには、表裏があります。
とくにインナーリングの向きは迷いやすいですよね。もし間違った向きで取り付けてしまうと、変速に影響が出たり、チェーンが外れやすくなったりするので注意が必要です。
この記事では、アウターリングとインナーリングの正しい取り付け方を、図解を交えて分かりやすくご紹介します。
アウターリングの取り付け方
アウターリングとは、外側にある一番大きなギアのことを指します。
このギアは、形状が特徴的で表裏の区別がつきやすいため、取り付け時に表裏を間違えることは少ないでしょう。
アウターリングの表側には、例えば「Shimano 50-F」のようなマーキングが刻印されています。この面をペダル側に向けて取り付けます。
また、アウターリングには「チェーン落ち防止ピン」が付いています。このピンがクランクアームの裏側にくるように取り付けてください。
インナーリングの取り付け方
インナーリングとは、アウターリングの内側にある中小ギアのことです。
アウターリングとは逆で、マーキングのある面が裏側です。
つまり、「マーキングがある方をBB(ボトムブラケット)側」に向けて取り付ければOKです。
次に、リングにある「△マーク」や「突起」を探してください。
こちらも「チェーン落ち防止ピン」と同様に、「△マーク」や「突起」をクランクアームの裏側に取り付けます。
まとめ
チェーンリングを取り付ける際は、まずマーキング(刻印)を確認しましょう。
- アウターリング:マーキングをペダル側へ向ける
- インナーリング:マーキングをBB (ボトムブラケット) 側へ向ける
あとは「チェーン落ち防止ピン」や「三角マーク」の位置を確認し、それらがクランクアームの裏側にくるように取り付けると、正しく装着できます。