キャットアイから新機構のベル「NIDO(OH-1500)」が発売されました。
1回の操作で2回鳴るからNIDO(ニド)。わかりやすいですね。
どんな音色がするのか気になったので、実際に購入してみました。
1回の操作で2回鳴る!
こちらがキャットアイの新ベル「NIDO」のパッケージです。価格は1,100円ほど。
ヨドバシで注文しましたが、メーカー側の在庫不足のようで、商品が入荷するまで約3週間ほど待たされました(2024年4月現在)。
通常ベルを鳴らすときは「チリン、チリン」と2回操作する必要がありますが、このベルは1回のレバー操作で2回分の音を鳴らすことができます。
カラーはブラック、シルバー、ゴールドの3色です。
ゴールドは限定色となっていて、キャットアイの直営サイトでのみ購入することができます。
NIDOの取り付けにはプラスドライバーを使用します。
実際の音色(OH-2400と比較)
NIDO(OH-1500)とOH-2400の音色を動画に撮ってみました。
どちらも真鍮製のワンで、サイズや形状は同じです。
OH-2400は、レバーで弾いた際に鈍い音が混じりますが、NIDO(OH-1500)は内部で動作するためか、明るく心地よい音色が響きます。
実際に使ってみた感想として、NIDOは常に一定の音をミスなく出すことができるのが魅力的に感じました。
OH-2400はレバーを弾く強さによって音の強弱を調節できますが、レバー操作を誤ると、音が空振りしてしまうことがあります。
ベルの仕組み
ベルの内部はこのような構造になっています。
バネの先端にあるネジ頭が、仕切りに引っかかって弾かれることで1回目の音が鳴り、レバーが戻る際にもう1回音が鳴ります。
取り付け可能なハンドル径
取り付け可能なハンドル径は22.2mm〜25.4mmです。
スペーサーを装着すれば22.2mmの幅に、スペーサーを外せば25.4mmの幅に対応します。
フラットバータイプのハンドルを持つクロスバイクや、ママチャリなどに取り付けることができます。
しかし、ロードバイクなどに使われているドロップハンドルは幅が太すぎるため、残念ながら取り付けることができません。
自転車のステムやハンドルポストなど、さまざまな場所に装着したい場合は、OH-2400のバンドタイプがおすすめです。
NIDOとは異なり、工具を使わずに取り付けることができ、直径約12mmから32mmまでの幅広い太さに対応しています。
まとめ
- 1回の操作で2回鳴る
- 真鍮製の心地よい音色
- ハンドル径22.2~25.4mmに対応
- カラーは3種類
- 取り付けにドライバーが必要
NIDOは常に一定の音で「チリン、チリン」と2回鳴り、安定した音を出すことができるのが魅力的に感じました。
しかし、取り付け可能なハンドルの太さに制限があり、ロードバイクでよく使われるドロップハンドルには対応していないのが残念です。今後対応してくれることを期待します。