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DAHON ハンドルポストヒンジの調整とトーフの交換方法

DAHON ハンドルポストヒンジの調整とスライドブロックの交換方法

DAHONの折りたたみ自転車のスライドブロック(通称トーフ)が割れてしまい、交換する必要が出てきたので、その作業の手順をまとめました。

作業にあたっては、ヒンジの調整も同時に行う必要があったので、その手順もあわせてご紹介します。

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ハンドルポストの状態をチェックしよう!

DAHON ハンドルポストヒンジのスライドブロック

ハンドルポストを開くと、白いスライドブロック(通称トーフ)があります。

このパーツは樹脂製のため、長期使用による経年劣化で割れてしまうことがあります。

DAHON ハンドルポストヒンジの亀裂

今回、4年前に購入した「DAHON K3」のスライドブロックに亀裂が入っているのを発見したので、このパーツの交換作業を行いました。

スライドブロック(通称トーフ)の入手方法

DAHON用トーフ

DAHONを正規代理店で購入したのなら、そのお店でパーツを取り寄せてもらうことができます。

もしくは、AliExpressやヤフオク、メルカリなどで「DAHON スライドブロック」で検索すると互換品が見つかると思います。

どうしても純正品が欲しい場合は、「サイクルベースあさひ」を利用するのがおすすめです。ネットや他店で購入した自転車のパーツも、嫌な顔一つせずに取り寄せてくれます。価格は1個300円くらいだったと思います。

レバーの角度や固さを把握しておく

はじめて作業する場合、レバーの角度や固さを把握しておくことが大切です。

レバーの角度を確認する

DAHON ハンドルポストヒンジ レバーの強さ

レバーを上下させると、ある位置からレバーが固くなり始めるところがあります。

DAHON ハンドルポストヒンジ レバーの角度

大体45度あたりで固くなってくると思うので、この位置を覚えておきましょう。

Angle Meter 360

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スマートフォンの水準器や角度測定アプリを使うと、簡単に角度がはかれます。

レバーのテンションを覚える

DAHON ハンドルポストヒンジ レバーの固さ

次に、レバーを閉じたときの固さ(テンション)を確認し、その感触を覚えておいてください。

これらの情報は、レバーの状態を正しく復元するために必要となります。

事前準備

作業を始める前に、以下の準備をしておくと、作業がスムーズに進みます。

使用する工具

DAHON ハンドルポストヒンジのトーフ交換に使用する工具

使用する工具は、「3mmの六角レンチ」と「8mmのスパナ」だけです。

ハンドルポストを90度に開いておく

DAHON ハンドルポストを折って椅子に乗せる

ハンドルポストを折りたたんだら、椅子などで支えておきます。

DAHON ハンドルポストヒンジを90°開く

このとき、ヒンジ部分が90度くらいになるように開いておくと作業がしやすくなります。

DAHON ハンドルポストヒンジのレバー

画像のようにレバーが上がっていると、固定金具が外せなかったり、ボルトを締めるときに支障が出ます。

DAHON ハンドルポストヒンジのレバーの位置

レバーが下に下がっているか必ず確認するようにしてください。

DAHON ハンドルポスト ヘッドボルトのネジ穴を塞ぐ

それから、ヘッドボルトのネジ穴にパーツを落とさないよう、テープで穴を塞いでおくと安心です。

トーフの交換とヒンジの調整方法

古いトーフを交換して、ヒンジレバーを調整する手順を紹介します。

1. ラッチボルトを緩める

DAHON ハンドルポストのラッチボルト

トーフと固定金具の間にあるパーツを「ラッチボルト」と言います。

まず、これを緩めて固定金具の方へ寄せます。

DAHON ハンドルポスト ラッチボルトを緩める

8mmのスパナで、ラッチボルトが動かなくなるまで時計回りに回して緩めます。

レバーのテンションを調整したいだけなら、このラッチボルトのみで行えます。また、緩めた回数をメモしておくと、元に戻すときの作業がスムーズに行えます。

2. 固定金具のボルトを緩める

DAHON ハンドルポストヒンジのボルトを外す

次に、3mmの六角レンチで固定金具の2本のボルトを交互に少しずつ緩めていきます。

DAHON ハンドルポストヒンジのボルトを外した状態

ボルトは完全に外さずに、ネジ穴から外れた位置で止めておきます。

もしスプリングが外れてしまっても、後で戻せるので心配いりません。

3. 固定金具を取り外す

DAHON ハンドルポストヒンジのパーツを外す

ボルトが外れたら、固定金具を取り外します。

固定金具を外すには、ハンドルポストが90度に開いている必要があります。180度に折りたたんで作業していた場合は、ハンドルポストを持ち上げてから外してください。

4. トーフを交換する

DAHON ハンドルポストヒンジのトーフを交換する

トーフははめ込んであるだけなので、新しいものと交換するだけでOKです。

5. スプリングの調整方法

スプリングに異常がある場合は、以下の手順で調整します。

トーフを交換するだけなら、この作業は必要ありません。

DAHON ハンドルポストヒンジ トーフがずれる

スプリングのテンションが左右で異なっていると、トーフが斜めにずれてしまうことがあります。

その場合は、スプリングを調整してトーフが真っ直ぐに動くように調整し直す必要があります。

DAHON ハンドルポストヒンジのバネ

スプリングのテンションは、イモネジの締め込み具合で調整するようになっています。

DAHON ハンドルポストヒンジのイモネジを回す

特にスプリングに異常がない場合は、イモネジは初期位置のままで問題ありません。

イモネジの位置は、固定金具と水平か、少し出っ張る程度が適切です。

基本的に左右同じくらいの締め込みで問題ないですが、左右のスプリングのテンションが異なる場合は同じになるよう、しっかりと調整しておきましょう。

DAHON ハンドルポストヒンジのバネの形を修正する

スプリングが変形していた場合は、3mmの六角レンチを使って形を整えることができます。

6. 外れたスプリングを戻す

DAHON ハンドルポストヒンジのバネの入れ方

スプリングが外れた場合は、固定金具の裏側からボルトに斜めに差し込み、指先でもう片側を押し込みます。

スプリングがうまく入ったら、イモネジの位置まで真っ直ぐに押し込んでください。

 7. 固定金具を取り付ける

DAHON ハンドルポストヒンジのボルト位置

固定金具を戻すときは、ボルトを奥まで差し込み過ぎないようにしましょう。

ボルトの先端が少し金具から出るくらいの位置にとどめると、装着時にスプリングが外れにくくなります。

DAHON ハンドルポストヒンジのパーツを戻す

固定金具に新しいトーフをはめたら、先に金具のくぼみを入れ、次にトーフをヒンジの上に乗せます。このときもハンドルポストが90度に開いていないと金具が入りません。

8. 固定金具のボルトを締める

DAHON ハンドルポストヒンジのボルトを締める

ボルトをネジ穴まで押し下げて、締め込みます。

この作業を行うときは、ハンドルポストが90度に開いていることが重要です。そうでないと、スプリングが固くなってしまい、作業がやりにくくなります。

DAHON ハンドルポストヒンジのボルト調整

ボルトを完全に締めてしまうと、固定金具がスライドできなくなるため、ボルトが締まりきった位置から、半回転ほど緩めます。

DAHON ハンドルポストヒンジの動作確認

最後に、トーフが曲がっていないか、スプリングがずれていないかを確認します。

9. ラッチボルトを調整する

DAHON ハンドルポストヒンジのラッチボルトを締める

8mmのスパナを使ってラッチボルトを、反時計回りに少しずつ締め込んでいきます。

DAHON ハンドルポストヒンジ レバーを上げ下げする

レバーを上下させて、45度くらいの位置でレバーが固くなり始めるように調整します。

DAHON ハンドルポストヒンジ レバーの固さ

レバーを閉めてみて、作業前に確認したテンションに近くなるように調整しましょう。

DAHON ハンドルポストヒンジ ラッチボルトを微調整する

微調整は、1/6回転から1/12回転ずつ行います。

そんなに難しい作業ではないので、少しずつ調整すれば、すぐに丁度いい場所がみつかるはずです。

レバーの締め付けテンションを適切に設定できたら作業は完了となります。

おつかれさまでした。

おわりに

この作業にはレバーの調整など感覚的な要素が多く、中級者向けの難易度だと言えます。

しかし、この記事の手順にしたがって進めれば、初めての方でも問題なく作業を進められるはずです。

各工程でのポイントを丁寧に説明していますので、1つ1つの工程をよく確認しながら、ぜひチャレンジしてみてください。