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花粉症のサイクリスト必見!アルゴンプラズマ治療から1年経ちました

アルゴンプラズマ手術から1年後

私は花粉症とアレルギー性鼻炎を患っていたため、長い年月“鼻詰まり”に苦しめられてきました。

鼻が詰まっていると趣味のサイクリングの楽しさも半減。春のサイクリングにいたっては花粉で台無しです。

「いい加減なんとかせねば!」と重い腰を上げ、2018年の冬に“アルゴンプラズマ療法”という鼻の粘膜を焼く手術を受けました。

現在、アルゴンプラズマを受けてから1年以上が経ちましたので、どれだけの効果があったのかを紹介していきたいと思います。

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アルゴンプラズマ療法とは

鼻の粘膜をアルゴンプラズマで焼くことでアレルギー反応を起こしにくくします。

ただし、アレルギー性鼻炎を根本的に治すものではありません。焼いた粘膜は徐々に元の粘膜に戻るため、数年後には手術の効果は消失します。

しかし、この手術は繰り返し行えるので、再度アルゴンプラズマ手術を行うことが可能です。

  • 治療費は両鼻で1万円弱
  • 手術時間は片鼻5~10分
  • 滞在時間は1時間半くらい
  • 痛みや出血はほぼない
  • 持続期間は半年~2年(個人差あり)

私は地元の耳鼻科でアルゴンプラズマの手術を受けました。大病院でなくてもやっているところはあるので、興味のある方はお近くの耳鼻科を探してみてください。

治療の流れ

  1. 予約を取る
  2. 片鼻をアルゴンプラズマで焼く
  3. かさぶたを取ってもらう
  4. 1ヶ月後にもう片方を焼く
  5. かさぶたを取ってもらう

計5回の通院でかかった治療費は1万円ちょっと。手術当日の滞在時間は1時間半くらい。麻酔をするので痛みはありません。

詳しいアルゴンプラズマ治療の流れは『アルゴンプラズマ療法を体験した話 | 花粉症や鼻炎に悩む方必見!』で紹介しています。

1年後どうなった?

花粉症対策でアルゴンプラズマ療法を受けてきた

結論から言うと、1年後も効果は持続しています。鼻は詰まっていません。

スギ花粉の時期は少し鼻水が出ますが、ティッシュで鼻をかめば、すぐに鼻が通ってスッキリします。

ただし、花粉の飛散量が多い日は片鼻が少し狭くなることがあります。こんなときはナゾネックスなどの点鼻薬を併用すれば、ほぼ花粉を無効化できます。

  • 1年後も効果は持続
  • 鼻詰まりは劇的に改善
  • 鼻水やくしゃみの頻度が減る
  • 目のかゆみには効かない
  • 薬の使用頻度が減った
  • 花粉ピーク時はやや詰まる
  • アレルギー値の低いものは無反応

まとめるとこんな感じですかね。

私のアレルギー値

血液検査でアレルギーレベルを測ることができるのですが、クラス3程度のものは反応しなくなりました。

アレルギーの血液検査結果

以前は、部屋の掃除や飼い猫のブラッシングをすると、1時間くらい鼻水が止まりませんでした。

しかし、アルゴンプラズマ後はクラス3のハウスダスト程度ならほぼ反応しなくなり、家の中で快適に過ごせています。

ただ、やっぱりスギ花粉の値がクラス4と他のものよりも高いので反応してしまうみたいです。

すべてのアレルギーが改善するわけではない

それとアルゴンプラズマをやったからといって、すべてのアレルギー反応から解放されるわけではありません。

花粉の時期は、普通に鼻水は出ますし、くしゃみもします。ただ頻度はだいぶ減りましたけどね。

あと目には効果がありませんので、まぶたのフチが痒くなります。アレロック等のアレルギー薬も痒みが出たら飲むようにしているので、薬が完全に手放せるようになったわけでもありません。

それでもアルゴンプラズマは鼻詰まりにはかなり効果的なのでやる価値はありました。

口呼吸から鼻呼吸へ

鼻詰まりが無くなったことで、寝ている時に“鼻呼吸”することができるようになりました。

  • いびき改善
  • 昼間に眠くならない
  • 扁桃腺が腫れなくなった
  • 体の調子が良い

いびきが軽減され、朝起きたときに鼻が詰まっていて嫌な思いをすることがなくなりました。

昼間に眠くならなくなったのも大きな効果と言えるでしょう。自律神経のバランスが整って、乱れることが無くなったからか体の調子も良くなりました。

それから扁桃腺が腫れなくなりました。アルゴンプラズマを受ける前は、鼻が詰まって口呼吸になるからか、年に1~2回乾燥によって扁桃腺を痛めていました。

アレルギー薬の豆知識

私が服用している薬は、錠剤の「アレロック」と点鼻薬の「ナゾネックス」です。

どちらも頓服とんぷくといって症状が出たときにのみ服用しています。アレルギー薬を使用する量はだいぶ減らせましたが、まだまだ手放すことはできません。

水なしで飲めるOD錠がおすすめ

アレロックはOD錠がおすすめ

アレロックはかゆみを抑えるのに効果的。花粉で目や頭が痒くなった時に服用するとすぐに痒みがおさまります。

それから、アレロックを処方してもらうなら“口の中で溶けるタイプ”がおすすめです。OD錠(口腔内崩壊錠)と言って水なしで飲むことができる薬があります。ラムネのように口の中で溶けるから水が必要ありません。

水を用意するのって結構面倒だからOD錠は便利なんですよ。薬局に処方箋をもっていったときに「ODオーディーにしてください」といえば変えてもらえます。

ナゾネックスにジェネリック品が出た

ナゾネックスのジェネリック、モメタゾン

点鼻薬のナゾネックスは2019年6月にジェネリック品が発売されたそうで、現在はモメタゾンというやつを安く購入できるようになりました。

  • ナゾネックス(先発品)1729.3円
  • モメタゾン(後発品)710.5円

ここから3割負担なので、ナゾネックスで500円くらいしていたのが、200円程度で購入できるようになりました。以前は本数を多めにもらうのに躊躇していたので助かります。

どんな人がアルゴンプラズマを受けるべき?

アルゴンプラズマ療法はどれだけ鼻づまりが酷いかが手術を受ける目安になるかと思います。

  • 慢性鼻炎で1年中症状のある方
  • 完全に鼻が塞がってつらい方
  • 薬を飲んでも良くならない方
  • 薬を飲みたくない方

鼻が詰まっていて普段の生活や仕事に支障をきたしている人はすぐにでも受けるべきだと思います。

薬だと効かなかったり、眠たくなったりすることがよくありますが、アルゴンプラズマならその心配もありません。

病院への滞在は鼻の麻酔や焼灼を含めて1時間半程度です。ちゃんと麻酔をするので痛みもなく、術後は2~3週間程度で粘膜が落ち着いてきます。

副作用もなく、保険が効くので安価、長い目で見れば他の治療法に比べて経済的です。

興味のある方はお近くの耳鼻科でアルゴンプラズマ療法を受けることを検討してみてください。

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