久々に自転車を買いました。
購入したのは、『ARAYA(アラヤ)CXM Muddy Fox CX Gravel Mini』というグラベルロード。
小径車ならではの軽快さと走破性を兼ね備えた、新しいタイプの自転車です。
ARAYA CXMとは
適応身長:160-175cm
重量:11.9kg
ARAYA CXMは、日本の自転車メーカーであるARAYA(アラヤ)が製造しているミニベロの1つです。
グラベルロードとして開発されたミニベロなので、未舗装路でも快適に走行できるように設計されています。
発売日は2020年1月。発売した当初は定価118,800円(税込)でしたが、新型コロナウイルス感染拡大によるパーツ価格の高騰などの煽りを受け、現在は143,000円(税込)まで値上がりしています。
また、パーツが手に入らない影響で入荷が延期され、現在も入手困難な状態が続いています(2023年3月現在)。
仕方がないので中古のCXMを探していたところ、バイチャリで2020年モデルが78,000円で売っているのを発見。
本当は新車で買いたかったのですが、状態も良く、仕様や見た目は2022年モデルと同じだったので買ってしまいました。
しなやかで乗り心地の良いクロモリフレーム
細身のホリゾンタルフレームは見た目にも美しく、クラシカルでスタイリッシュな雰囲気を楽しめます。
クロモリフレームには、振動吸収性と耐久性に優れた「4130クロモリ」を使用。
レイノルズで言えば525/520相当です。
クロモリとしては平々凡々ですが、クロモリらしい走りはしっかり味わえます。
クロモリフレームは「台湾製」です。
クロモリフレームの品質は、メーカーや技術者によって大きく異なるため、台湾製なのはポイントが高いです。
前後にキャリア取り付け可能なダボ穴を完備
フレームの前後にダボ穴をしっかりと完備。
キャリアとバッグを取り付ければ、長距離ツーリングも楽しめます。
雨の日も強いディスクブレーキ
『TRP SPYRE MD-C605C』という機械式ディスクブレーキを搭載。
ディスクブレーキは、雨や泥でも制動力が落ちにくく、タイヤ幅やフェンダーの干渉を気にしなくてよいという特徴があります。
シマノ Claris(クラリス)8速コンポ
コンポーネントに『シマノ Claris R2000シリーズ』を搭載。
グレードとしてはSoraの下に位置付けられる低価格コンポですが、ぱっと見は上位グレードと区別が付きません。
おもに初心者向けで、通勤やロングツーリングに適したコンポという位置づけですが、レバーの操作性は高く、あらゆる場面でスムーズな変速が可能となっています。
こだわりのSugino(スギノ) クランク
クロモリフレームと見た目の相性が良いSuginoクランクを搭載。
クランク長は170mm、いざというとき安心のダブルギア(52-39T)です。
スプロケットは、8スピードの『CS-HG31-8 11-32T』。
歯数構成は「11-13-15-18-21-24-28-32」となっています。
ちょっと太めのタイヤで安定感もGOOD!
グラベルロードのタイヤなので、未舗装路も走れるように、太めで溝のあるタイヤを使っています。
真っ黒なリムに、銀色のステンレススポークがカッコいいですね。
ホイールは20インチ451サイズですが、406ホイールを取り付けることもできます。
タイヤはデフォルトの「タイオガ POWER BLOCK」から「タイオガ FASTR X」に交換してありました。
タイヤ幅は実測で約35mm。
ハブはシマノの『HB-TX505 / FH-TX5058』を使用。
前輪のハブ幅が100mm、後輪は135mm。
シャフトはスルーアスクルではなく、普通のクイックリリースです。
乗り心地の良い穴あきサドル
サイズ:28×14cm
重量:390g
素材:レール/スチール ウレタンパッド
サドルは『セラロイヤル R.e.med』を装備。とくに違和感を感じることなく座れたので良いサドルだと思います。
シートポストのサイズは「27.2×300mm」。
シートポストやステムにある「ARAYA」のロゴはオリジナル感があって良いですね。
センタースタンドが取り付けられる
チェーンステーのダボ穴に「センタースタンド」を取り付けられます。
車体に取り付ける荷物が多い場合は、「ダブルレッグスタンド」がおすすめです。
まとめ
- ありそうでなかったミニベロ版グラベルロード
- 悪目立ちしないフレームデザイン
- 長時間乗っても疲れにくいクロモリフレーム
- 頑丈でラフに扱える耐久性
- 荷物が沢山積めるダボ穴を完備
- 安定感のある太いタイヤ
- 雨や泥に強いディスクブレーキ
ARAYA CXMは、とにかく乗り心地が最高です!
この太いタイヤの「安定感」と「エアボリュームの心地よさ」を味わったら、もう細いタイヤには戻れなくなるかもしれません。
荷物の積載など、カスタムも自分の好みに合わせて楽しめそうなので、カスタム好きな自分としては、自転車の楽しみ方を広げてくれる最高の相棒になりそうな予感がします。