小径車のクランクを「53-39T」→「50-36T」へ交換しました。
私が乗っている「DAHON Visc EVO」は、20インチ451サイズの折りたたみ自転車。
クランクは53-39Tのノーマルクランクが標準装備。
しかし、乗っているうちに「11~12Tが重くて踏めない」、「小さいインナーリングを使いたい」と思うようになりました。
小径車のクランクを50-36Tに交換する!
メルカリで中古の105クランク「FC-5750 (50-36T)」を調達しました~。
10速用クランクだと他に「TIAGRA FC-4700」とかもあるんですけど、重量が900gくらいあって重い。
しかもチェーンリングカバーが付けられないという欠点があります。
「FC-5700」と「FC-5750」を比較
- アウターリング53T→50T
- インナーリング39T→36T
- PCD130→110
ほんの少し小さくなりました。
実測重量を比較
- FC-5700(53-39T):746g
- FC-5750(50-36T):695g (711g)
FC-5750はチェーンリングボルトをアルミに交換しています。
交換前だと711gです。
左クランクは同じ
左クランクは一緒ですね。
クランク長165mmを愛用
クランク長は“165mm”を使用しています。
170mmクランクで以下に当てはまる方、
- サイクリング後半、重くて回せない
- 長距離が疲れる
- 踏むより回すペダリングのほうが得意
クランク長を165mmに変更すると私のように改善するかもしれませんよ。
チェーンリングボルトを交換する
チェーンリングボルトを軽量で高強度な「7050アルミ製」に交換しました。
初期のボルト26g、7075アルミ製9g。
その差16gです。
オールブラックで統一
シルバーのボルトからブラックに統一。
カッコよくなりましたね~。
チェーンリングカバーを装着する
次に「チェーンリングカバー」を取り付けます。
PCDが130から110になったのでチェーンリングカバーも新たに購入しました。
ネジで止めるだけだから簡単
このカバーはチェーンリングを取り外さず、裏側からネジで止めるだけの簡単設計。
足の汚れ防止
取り付けるとこんな感じ。
シンプル・軽量なので気に入っています。
ただ、せっかく交換したチェーンリングボルトが隠れてしまった(笑)
樹脂製で軽量なチェーンリングカバー。
「48~50T用」、「50~53T用」の2種類があります。
コンパクトクランクに交換するとどうなる?
ギア比一覧
53T | 50T | 39T | 36T | |
---|---|---|---|---|
11T | 4.82 | 4.55 | 3.55 | 3.27 |
12T | 4.42 | 4.17 | 3.25 | 3.00 |
13T | 4.08 | 3.85 | 3.00 | 2.77 |
14T | 3.79 | 3.57 | 2.79 | 2.57 |
15T | 3.53 | 3.33 | 2.60 | 2.40 |
17T | 3.12 | 2.94 | 2.29 | 2.12 |
19T | 2.79 | 2.63 | 2.05 | 1.89 |
21T | 2.52 | 2.38 | 1.86 | 1.71 |
23T | 2.30 | 2.17 | 1.70 | 157 |
25T | 2.12 | 2.00 | 1.56 | 1.44 |
ギア比の一覧。数値が大きいほど重く、小さくなるほど軽い。
スプロケットは、11-25Tを使用しています。
簡単に説明するとコンパクトクランクにしたら「いらないギアが1段減り、軽いギアが1段増えた」というところ。
スプロケットを12-27Tに交換したのと同じくらいかな。
山を登るとなると1段軽くなるのは大きいですよね~。
ちなみに、50-11Tでケイデンス80だと時速34.8km、ケイデンス90で時速39.1km出せます。
小径車なら十分すぎるスピード。
むしろ自分の場合、スプロケットは12-25Tでもいいかもしれない。
おわりに
「山を下るときギアが回りきっちゃってトップスピードが伸びないから、重いギアはあったほうがいい」というのはロードバイクの話。
小径車の場合、下り坂でスピードだしてもしょうがない。
まして下りで踏むとか自殺行為ですよね。
ブレーキを掛けながら惰性で下るから重いギアは必要ない。
回し切っちゃうほどの状況ならおとなしく脚を止めて休みます。
まぁ、結局は本人の脚力次第という話になるね。