
新しい「スピード&ケイデンスセンサー」を購入しました。
読み方は不明ですが、『XOSS』という中国製のセンサーです。ANT+とBluetooth 4.0に対応していて、1つでスピードセンサーとケイデンスセンサーを切り替えて使用できます。
そして、注目の機能が“磁石不要”ということです。これまでのスピード&ケイデンスセンサーといえば磁石が必要でしたが、こいつは地磁気センサーを通じて計測するから磁石が要らないんです。
XOSS スピード&ケイデンスセンサーとは
仕様
| 製品名 | XOSS スピード&ケイデンスセンサー |
|---|---|
| サイズ | 36mm×30mm×12.8mm |
| 重量 | 9g |
| 電池 | ボタン電池 CR2032 |
| 持続時間 | スピードセンサー300時間 ケイデンスセンサー500時間 |
| 防水レベル | IP67 |
| 動作温度 | -10~50℃ |
| 測定範囲 | スピード120km/h ケイデンス300rpm |
1つでスピードとケイデンスを切り替えて使用することができます。スピードモデルやケイデンスモデルがあるわけではありません。

同時にスピードとケイデンスを計測する場合は、センサーが2つ必要です。
私が購入したのはAliexpressで↓のお店の商品。

2個で2,000円弱、2週間ほどで届きました。
Aliexpressでの注文方法は、『【スマホで簡単】Aliexpressのアカウント登録~商品購入までの手順』で詳しく紹介しています。

ゴムマットと本体を固定するシリコンバンドが付属。説明書は日本語化されていました。

重量は電池込みで9g。「ほんとに中身入ってる?」と疑うほどの軽さ。

使用する前に電池蓋を外して、中にある透明な絶縁シートを取り除きましょう。

電池を戻すときは「開く」の位置に「▲OPEN」をあわせてから閉じます。
センサーの切り替え方

センサーの切替方法ですが、電池を入れるたびにスピードセンサーとケイデンスセンサーが交互に切り替わります。各センサーは色で判断します。
- 赤:スピードセンサー
- 青:ケイデンスセンサー
電池を入れてからライトが点灯するまで3秒ほどラグがあります。
詳しいセンサーの切り替え方法はこちらの動画を参考にしてください。
センサーを取り付ける

まず、ゴムマットを本体裏にはめます。

スピードセンサーは反っているマット、ケイデンスセンサーには平らなマットを使用します。

スピードセンサーをリアホイールのハブに取り付けます。

ケイデンスセンサーはこのようにクランクに取り付けます。
位置はどこでも大丈夫。どこにつけても同じ数値で計測できます。

クランクへの取り付けですが、ゴムバンドが固くて苦労しました。
割り箸を画像のように使って、ゴムバンドを伸ばすと装着しやすかったです。
ペアリングする
私はキャットアイのサイコン、ストラーダ スマートを使用しているのでそのアプリと接続します。
センサーはANT+とBluetooth 4.0に対応しているので、Strava・ガーミン・Zwift・Wahooなどにも接続できます。
「CATEYE Cycling」というアプリの設定方法を紹介します。

まずは各センサーをBluetoothでペアリングします。

機器を検索するとXOSSのセンサーを検出するのでペアリングをタップします。

スピードセンサーはSPD-A1、ケイデンスセンサーはCDC-A1という名前で追加されました。
以前のセンサーがある場合は削除しておきましょう。

スピードセンサーの設定でタイヤ周長を設定します。ケイデンスセンサーは何もしなくて大丈夫。

これでペアリングは完了です。計測の準備が整いました。

後はクランクを回して、ちゃんと数値が表示されるか確かめましょう。
使ってみた感想

DAHON VISC EVOで使ってみました。

反応は良好です。キャットアイのセンサーは長年使っているので体で覚えていますが、XOSSに変えても同じように計測できています。

本体は小さいのでハブの幅に余裕があります。

クランクのバンドもそれほど気になりません。

IP67規格の防水だから雨に濡れても問題なし。水深1mの水中に30分沈めても内部に浸水しないそうです。

これは今まで使用していたキャットアイのスピード&ケイデンスセンサー ISC-12です。
今になって考えてみると磁石がセンサーに当たってカチカチ音が鳴ったり、位置がずれて計測できなかったり、結構わずらわしいことが多かった・・・

取り外しました。XOSSのセンサーで問題ないので、これはお役御免です。

チエーンステーがスッキリいい感じになりました。
まとめ
XOSSのセンサーは、地磁気を通じて計測するから磁石不要!
- スピード/ケイデンスを切り替え可能
- ANT+とBluetooth4.0に対応
- 磁石不要で計測可能
- IP67規格の防水
ハブとクランクに取り付けるだけだから、今まで設置できなかったチェーンステーのない自転車にもセットすることができます。使う自転車を選ばないのはいいですね~。
磁石で計測するセンサーはもう古いのかな?XOSSのセンサーを使ってしまうとなんだか時代遅れに感じてしまいます。





