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ゴムのり不要!簡易パンク修理キットはどれがいい?

パナレーサー イージーパッチとトピーク フライペーパー、パークツール スーパーパッチのケース

今回は『簡易パンク修理キット』を比較します。

用意したのは「パナレーサー・パークツール・トピーク」の3点。

これらは、ゴムのり不要で貼れるパンク修理パッチなのです。

予備チューブ1本だけだと、続けざまに2回目のパンクをしたとき出先で途方に暮れてしまいます。

こんなとき簡易パッチも携帯しておくとスピーディに修理を行えます。

ゴムのり不要パッチは、いざというとき役立ちます。

お守りとして常備することをおすすめします。

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ゴムのり不要のパッチとは

パンク修理をするとき、ゴムのりを乾かす煩わしさがないのでスピーディに修理を行えます。

しかし、あくまで応急処置

ちゃんと直すなら、帰宅後にゴムパッチでのり付けして修理をやり直しましょう。

簡易パンク修理キットを比較

パナレーサー イージーパッチ、パークツール Super Patch、トピーク FlyPaperを比較する

今回比較するのは以上の3点。

パッチはどれも6枚入りです。

パナレーサーとパークツールは同じもの!?

パナレーサー イージーパッチとパークツール Super Patchのパッチは同じ3M製

パナレーサーとパークツールは“まったく同じパッチ”でした(笑)

よくよく調べてみると、どちらもテープで有名な3M製のものを使用しているそうです。

細かな違いとしてパナレーサーは布ヤスリ、パークツールは紙ヤスリで説明書がありませんでした。

買うならパークツール スーパーパッチかな。

パナに比べてケースが小さいから携帯に便利です。

3商品を比較するつもりでしたが、実質2商品の比較になってしまいました(汗)

パッチのサイズ

パナレーサー、パークツール、トピークの簡易パンク修理パッチのサイズ、詳細は以下

実測でパナレーサー・パークツールが24×24mm

トピークが25×25mmでした。

厚みもトピークのほうが若干厚いです。

ケースの比較

パナレーサー、パークツール、トピークの簡易パンク修理パッチのケースサイズ、詳細は以下

パナレーサー>>>>トピーク>パークツール

ケースはパナレーサーが圧倒的に大きい。

同じパッチのパークツールは、3点の中で一番小さく携帯に便利です。

トピークとパークツールは気にするほどの差はありません。

パッチの貼り方

チューブをヤスリがけする

簡易パンク修理パッチの貼り方、チューブをヤスリがけする

パンク穴の周辺をヤスリで軽く荒らします。

パッチのサイズより広めにこすってください。

また、一方向だけでなく縦・横・斜めにヤスリがけします。

削りカスを拭き取る

簡易パンク修理パッチの貼り方、乾いた布で削りカスを拭き取る

乾いた布で削りカスを拭き取ります。

出先では汗をかいてないグローブの甲側で拭きましょう。

パッチを型紙から剥がす

簡易パンク修理パッチの貼り方、パッチを型紙から剥がす

パッチを剥がして貼り付けるのですが、このときパッチ裏の接着面に触れないよう注意してください。

触れると粘着力が弱まり、空気漏れの原因になります。

失敗した場合は使わずに新しいパッチで貼り直してください。

指で強く押さえる

簡易パンク修理パッチの貼り方、指で1分間押さえる

パッチをチューブに貼り付けたら、パッチ中心部の空気を押し出すように指で強く押さえます。

パッチの隅も万遍なく1分間ほど押さえつけましょう。

パッチの圧着は必ず指で行います。

ハンマー等の工具類を使用してはいけません。

タイヤ装着前の確認

タイヤへ装着する前にチューブに軽く空気を入れ、空気漏れがないか確認します。

また、タイヤ裏、リム、リムテープに異物や突起物がないかよく確認しましょう。

以上が正しいパッチの貼り方です。

パッチの使用感

簡易パンク修理パッチの貼り方、タイヤ装着前の確認

型紙からパッチを剥がしやすかったのは、パナレーサー・パークツールです。

トピークは若干剥がしにくかったですが、その分、粘着力の強さを感じました。

チューブへの貼り付けは両者大差なく、どちらもしっかり貼れました。

7気圧の空気を入れる

簡易パンク修理パッチで修理後、タイヤに7気圧の空気を入れる

チューブにわざと穴を開け、2つのパッチを左右対称に貼り付けました。

次に7気圧の空気を入れ、丸一日放置します。

1日後

簡易パンク修理パッチで修理後、タイヤに7気圧の空気を入れ、丸一日放置する

結果はパンパンに空気が入ったまま、空気漏れはなかったです。

7気圧の高圧にも耐えられるので、どちらのパッチも優秀といえるでしょう。

これなら出先でパンクしても余裕で帰ってこられます。

パッチの貼り方おさらい

商品レビューで剥がれる漏れると低評価している方は、適切な作業を行っていなかった可能性があります。

というわけで、もう一度貼り方のおさらいです。

  • パッチのサイズより広くヤスリがけ
  • 削りカスをしっかり拭き取る
  • パッチの接着面に絶対触れない
  • 1分間しっかり押さえつける

とくにパッチの接着面に触れたり、貼ったときパッチの隅が少しでも浮いていたら、面倒でも新しいパッチで貼り直すことが大切です。

チューブを取り出す

使用後の簡易パンク修理パッチ、トピークとパナレーサー・パークツール

7気圧の空気を入れたあとチューブを取り出しました。

画像をよく見ると、パンク穴の部分が白い跡になっていますね。

トピークのパッチは非常にきれいな状態です。

一方、パナレーサー・パークツールはタイヤの跡かな?シワシワになっています。

見ての通り、耐久性はトピークが上でしょう。

パッチの剥がしやすさ

簡易パンク修理パッチを自転車チューブから指で剥がす

簡易パッチは応急処置なので、帰宅後ゴムパッチに貼り直さなければいけません。

だから、パッチの剥がしやすさも大切な要素の一つ。

簡易パンク修理パッチを剥がした跡の自転車チューブ

パッチの剥がしやすさは、パナレーサー・パークツールが上。

それに剥がした跡もきれいだから、ゴムパッチでの修理も楽ちんです。

トピークは強めに貼り付いていましたが、普通にはがせました。

ただ、これは粘着力の強さの表れとも言えます。

残った糊はパーツクリーナーできれいに拭き取れます。

まとめ

パナレーサーとパークツールは同じ3M製のパッチだから、ケースの小さいパークツールの方が個人的におすすめ。

  • トピーク:粘着力・耐久性重視
  • パナ・パークツール:総合的に使いやすい

そして、今回比較した3点の中でもパークツールが一番おすすめです。

ケースが小さく、パッチが貼りやすい、剥がしやすい、剥がした跡もきれいと総合的に使いやすい印象。

応急処置として十分な性能です。

ただし、トピークはパークツールよりも強力な粘着力と耐久性があるので、すぐにチューブを交換しないとか、しばらくそのまま使用したい場合は、トピークのほうがおすすめ。

最後にゴムのり不要パッチは、長期間の使用に向いていません

数時間掛けてじわじわエアー漏れするスローパンクの原因になります。

早めにチューブを交換するか、改めてゴムパッチで修理するようにしましょう。