自転車に乗っていると、うっかり手に「油汚れ」が付着してしまうことがよくあります。
サイクリング中は手を洗える場所が限られているので『携帯用のウェットティッシュ』を一緒に持っていくことをおすすめします。
今回は、実際に「油汚れ」を拭き取って、各シートの性能を確かめてみました。
外出先でうっかり油汚れが付着!
- チェーンが外れた時
- 後輪を脱着した時
- 自転車を担いだ時
- 輪行で袋詰めや組立てをした時
わたしは「折りたたみ自転車」の組み立て中に、手を汚してしまうことが多いですね~。
これが結構厄介なもので、拭き取る手段がないと、どうすることもできなくなります。
最終手段としては、その辺の「葉っぱで拭く」か「砂を付ける」しかないでしょう。
うかつに顔や洋服に触れることができなくなるので『携帯用のウェットティッシュ』を用意しておくことをおすすめします。
ウェットティッシュはどれがいい?
100均のセリアにて、3種類の『ウェットティッシュ』を購入しました↓
- メイク落としシート
- 除菌シート(アルコールタイプ)
- ウェットティッシュ(ノンアルコールタイプ)
『メイク落としシート』は「自転車の油汚れがよく落ちる」として、自転車雑誌などで度々紹介されています。
今回は比較のため「アルコールタイプ」と「ノンアルコールタイプ」のウェットティッシュも用意しました。
汚れ落ち実験
実験のため、腕に「チェーンの油汚れ」を塗りたくりました。
1回だけ拭き取る
1回拭き取っただけでは違いがよくわかりません(汗)
「メイク落とし」なら通販番組のように1発でスッキリ落ちると思ったのですが、現実はうまくいきませんね…
さらに5回拭き取る
あ~、やっぱり洗浄力は「メイク落とし」が一番高いようです。
次点でアルコールの入ってる「除菌シート」ですね。
汚れをすべて拭き取る
結論を言うと「ノンアルコールタイプ」でも、そこまで時間を掛けずに「油汚れ」を綺麗に落とすことができました。
ノンアルコールでも問題ない
「ノンアルコールタイプでも綺麗になるのでは?」という疑問が生まれたので、手のひら全体についた「油汚れ」を拭き取ってみました↓
うーん「ノンアルコール」でも意外とよく落ちるな~。
普通に汚れが落ちる
2枚使ったらここまで綺麗になりました↓
薄汚れ感は残りますが、実用十分といった感じ。
どうやら「アルコール」が入っていなくても「自転車の油汚れ」は落とせるみたい。
普通、水で洗うだけでは「油汚れ」は落とせません。たぶんクロスでこすりながら拭いているのが効いているのだと思います。
爪の汚れは無理
さすがに「爪の中」の汚れまでは落としきれませんでしたが、これは「メイク落としシート」を使っても同じことです。
爪ブラシを使う
爪の汚れは「爪ブラシ」を使うことをおすすめします。
関連記事:真っ黒な油汚れがみるみる落ちる!洗いま専科と爪ブラシ
メイク落としシートの欠点
汚れを素早く落としたいなら『メイク落としシート』を使うのが一番です。
しかし「メイク落としシート」で手を拭くと、なんだかヌメヌメするんですよ。
まぁ、すぐに乾いてベタベタすることもないんですけど、なんだか余計な成分が手に残ってそうでちょっと気になります。
わたしのおすすめは「除菌シート」
総合して判断すると『除菌シート』が一番いいと思います。
「アルコールの入ったウェットティッシュ」なら何でもOK。
「メイク落とし」と違ってヌメヌメしないし、「ノンアルコール」よりも早く汚れを落とすことができます。
セリアのミニ除菌シート
おすすめは100均セリアの「ミニ除菌シート」です。
コンパクトだから持ち運びに便利。サドルバッグに入れてもスペースを取りません。
1個10枚入り、2個セットで110円です。
サイズは約15×14.5cm、生地もしっかりしているから破れることはありませんでした。
少しの汚れならこれで十分
指先にちょっとついたときなどに拭く使い方なら◎
「除菌シート」で5回も拭けば、あっという間に綺麗になります。
肌荒れが心配なら「ノンアルコール」を使っても問題ありません。
ぶっちゃけ「ウェットタイプ」ならどれでもいいと思う(笑)
まとめ
- 汚れを素早く落とすならメイク落とし
- ノンアルコールでもよく落ちる
- 総合的に除菌シートがおすすめ
- ぶっちゃけウェットタイプならどれでもいい
確かに「メイク落としシート」が一番汚れを素早く落とすことができました。
しかし、実際に拭いてみると「除菌シート」や「ノンアルコールタイプ」でも十分綺麗になりました。
正直「ウェットタイプ」ならどれを選んでも問題ないと思います。
「輪行」や「長距離ライド」をするときは、『携帯用のウェットティッシュ』を持っていくことをおすすめします。