私は普段からメガネを掛けています。
だから、サングラスは度付きインナーフレームが付属しているものを使用しています。
サングラスを手軽に掛けたいメガネユーザーの強い味方です。
今回はこのインナーフレームのメリット・デメリットについてお話したいと思います。
インナーフレームとは
インナーフレームとはメインフレームの内側に付いている度付きフレームのことです。
上の画像だと透明なフレームがインナーフレームになります。
インナーフレームのメリット
- 視力が変わってもレンズ交換で対応できる
- カーブレンズよりコスパがいい
色付きカーブレンズのサングラスはとても高価です。
しかし、インナーフレームなら普通のメガネと同じレンズを入れられるので安上がり。
しばらくして視力が変わってしまうこともあります。
せっかくカーブレンズで作っても1~2年で使えなくなるのは勿体無いですよね。
その点インナーフレームは安いところでレンズ交換をすればそのまま使用できます。
インナーフレームのデメリット
- まつ毛がレンズに当たる
- レンズが拭きにくい
- インナーフレームのカーブが強いと視界が歪む
インナーフレームではどうしてもレンズと眼の位置が近くなります。
普通にしていればレンズにまつ毛は当たりません。
しかし、ふとした拍子に接触して、白い皮脂汚れがレンズに付く場合があります。
また、レンズが2つ重なっているのでレンズを拭くときが面倒です。
そして、今回とくにお話したいのが「インナーフレームのカーブが強いと視界が歪む」という点です。
インナーフレームのカーブと視界の歪み
上の画像はインナーフレームと普通のメガネを真上から見た比較です。
メガネフレームは真っ直ぐなのに対して、インナーフレームはカーブしていることがわかると思います。
このカーブが強いせいで視界に歪みが生じてしまいます。
視界が歪む原因
通常レンズは真っすぐなフレームに入れて見るように作成されています。
強いカーブのインナーフレームにレンズを入れると斜めから見ている状態になります。
また、レンズと眼の距離も場所によって近かったり離れていたりします。
これらが原因で視界が歪んで見えるのです。
この歪みは度数が強くなるほど顕著に現れます。
どんなふうに見えるの?
私はS-2.00Dで軽度近視です。
強いカーブのインナーフレームをかけると、背が低くなって地面が近くなったように感じます。
その状態で自転車に乗ったら「あれ?サドルが下がった?」と思ったほどです。
どうやらこのカーブが強いと近視は地面が近くに、遠視は地面が遠くに見えるようです。
しばらく使用していると慣れますが、気持ちのいいものではありません。
カーブによる歪みの解決方法
この歪みを解決するにはカーブの緩いインナーフレームのサングラスを使うのが一番。
というわけで歪みにくいインナーフレーム付きサングラスを調べてみました。
歪みにくいサングラス
- GRETA(グレッタ) AK8021
- SWANS ガルウィング (インナーフレーム別売)
- SWANS ガルウィング-Rシリーズ (インナーフレーム別売)
- ルディプロジェクト インパルス (エクセプションの後継モデル)
上の商品ならカーブが緩いので歪みにくいかと思います。
とくにスワンズのガルウィングは、インナーフレームが真っ直ぐなので普通のメガネと変わらずに見えると思います。
私は跳ね上げ式サングラス「GRETA(グレッタ) AK8021」を使用しています。
まとめ
インナーフレームはメガネを使用している人にとって、気軽にサングラスを掛けられる強い味方です。
しかし、度付きインナーフレームのカーブが強いと視界に歪みが生じます。
とくに強い度数には適しません。
目安としてS-3.00D以上の方は避けた方がよいです。
視界を歪ませないためにもインナーフレームのカーブが緩いサングラスを選びましょう。