2018年12月1日『スポーツバイクデモ in 埼玉』に行ってきました。
サイクルショップの“ワイズロード”が主催してるイベントです。
“入場無料”で試乗会の他に、物販、4時間エンデューロレース等が開催されます。
12月15日には「スポーツバイクデモ in 大阪」が開催されます。
お近くの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
それでは、「会場の様子」と「試乗した小径車の簡単なインプレ」をしていきたいと思います。
開催場所
会場は埼玉県戸田市の「彩湖・道満グリーンパーク」です。
大宮駅から埼京線で武蔵浦和駅へ行き、会場にはバスで向かいました。
8:30頃、会場へ到着。
徒歩の来場者はチラホラといったところでしょうか。
入り口を見ても分かる通り、駐車待ちの車がまったく並んでない。
車で来る人少ないんですかね?
普通に駐車できそうです。
会場の様子
陸上トラック中央の芝には、エンデューロの参加者・関係者らしき人達がたくさんいました。
みなテントを張ったり、レジャーシートを広げています。
一般の来場者より、レース関係の人のほうが多い印象です。
ここは自転車で来場した人のための駐輪場。
長いバイクラックにたくさんの自転車が並ぶ姿は圧巻です。
見てるだけで楽しい。
ワイズロードのアウトレットです。
50%オフとか100円均一とかやってました。
サイクルモードより、メジャーなメーカーが出展しています。
試乗についてはこちらのイベントのほうがいいですね~。
それに人が少なくてほとんど待たずに乗れました。
埼玉県警もなぜか出展(笑)
このパトカーはインプレッサかな?
いざ試乗!
試乗受付で用紙に必要事項を書いて受付に渡します。
本人確認のため身分証明書を提示、すると番号付きのリストバンドを貰えます。
試乗するとき各ブースのスタッフがリストの番号を控えます。
試乗車は試乗コースまで自分で押していきます。
試乗コースは短いので1周ではなく2~3周してもいいそうだ。
あと、“ヘルメットを持参”したほうがいい。
無ければ貸してもらえますが、試乗の度に貸し借りのやり取りをするのは面倒です。
最初に向かったのはDAHONのブース。
あった!「K3」だ。
話題の外装3段14インチモデル。
試乗した第一印象として、乗り心地・安定感はルノーの14インチ、ウルトラライトと変わらないと思った。
ホイールベースが長いから安定してるという記事を見かけたが、期待したほどではない。やっぱり14インチって感じ。
次にギアがフロント53T、スプロケット9-13-17Tなんだけど9Tを踏むのが重い。
53-9Tだとケイデンス70ちょっとで時速30kmだせるが、14インチでは危ないんじゃないかと思う。
なぜなら14インチは、ちょっとした段差や溝でタイヤが弾かれてバランスを崩しそうなサイズ感だからだ。
14インチは時速20kmくらい出せれば十分じゃないかなぁ。
しかし、ゆっくり漕ごうにも貧脚だからやっぱり重い。
だからといって、9T→13Tにすると平地では軽すぎる。13-17Tは坂道と漕ぎ出しのときくらいしか使わないだろう。
まともに乗るにはギア比のカスタマイズが必要そうです。
意外に良かったのが、同じく14インチの「Dove Plus(ダブプラス)」。
こちらはシングルギアで6kg台の軽さを誇る。
K3よりなぜかこっちのほうが乗りやすくて自分には合っていた。
乗り心地や操作性もK3よりいい感じで、ギア比もちょうどいい。
輪行先でサイクリングするなら「Dove Plus」も悪くないと思った。
これは「Dash Altena(ダッシュ アルテナ)」。
第一印象は「でかい」だ。
他のDAHONと比べるとフレームがやけに大きく感じた。
乗り心地は、車輪が小さいだけでロードと変わらない。
久しぶりにドロップハンドル握ったら前傾がきつかった(汗)
まぁ、よく走ると思う。
折りたたみの割にフレームがカッチリ剛性がある。
私が乗ってる「Visc EVO」です。
私のは2017年モデルですが、これは2019年モデルの“エナメルブルー”。
いい感じの色ですね~。
「Visc EVO」は人気なので毎年春のサイクリングシーズンになるとすぐ売り切れます。
人気カラーはとくにはやい。欲しい人は3月までに決めたほうがいいでしょう。
続いて、「DAHONインターナショナル」のブースへ。
これはVisc EVOがドロップハンドルになった「Visc Pro」。
コンポは“オールティアグラ”だそうです。
アルテナでドロップハンドルは自分に合わないと思ったので乗りませんでした。
16インチの「EEZZ D3(イージーD3)」。
これ乗り心地良かったなぁ。
ママチャリのようなラクな姿勢で乗れる。
あと「K3」や「Dove Plus」の14インチより安定感があるから乗っていて安心できる。
しかも縦に折り畳めるから横折れ式よりコンパクト。
「BROMPTON(ブロンプトン)」にも乗ってみた。
これはいい。
「走行性、安定性、乗り心地」すべてにおいて満足度が高い自転車だ。
「小径車乗りが最後に行き着くのはやっぱりこれなのか?」と思わせるほど。
これも16インチなんですが、14→16インチになると安定感がグーンと増すような気がします。
折りたたみ機構も秀逸。
輪行の持ち運びで一番重要なのは“厚み”だ。
これは幅が薄くて邪魔にならない。
輪行も長距離サイクリングもこれ1台でこなせる。
普通にほしい。
これはDAHONインターナショナルの「Curl i4(カール i4)」。
ブロンプトンに似ていますが、これならブロンプトンいったほうがいいかな。
これは折りたたみ機構のない小径車「コーダブルーム RAIL20」。
見ての通り、スタンダードなミニベロです。
フレームの仕上がりが非常にきれいでした。
期待通りの走りをしてくれます、乗りやすかったですよ。
「KHS P-20R」。
ブルホーンは若干ハンドルが遠く感じた。
ドロップハンドルほどではないが、少しスポーティーな走行姿勢になります。
サスペンションの効果はよくわかりませんでした。
まぁ、グニグニするサスペンションでないだけマシです。
走行性能は「RAIL20」とそんなに変わらないかも。
ちなみに、折りたたみ機構のない小径車で一番おすすめなのは「凪スピード NS451-F」です。
サイクルモードで試乗したのですが群を抜いて良かった。
ミニベロとは思えない安定感と推進力があり、軽い力でどこまでも漕げる。
フレームはカッチリしてるのに乗り心地がいい不思議なフレーム。
なにより乗っていて気持ちがいい。
最初の数メートルを漕いだだけで良さがすぐわかると思います。
4時間エンデューロレース
彩湖の周りで「4時間エンデューロレース」をしてました。
歩道で見学できるから見ていて楽しい。
フードコートもあるので「富良野メロンパン」を買って食べながら見てました。
ゆっくり漕いでる人もいれば、レースさながらの集団もいました。
放送で救急車がなんとか言ってたので、事故とかもあったようです?
まとめ
「スポーツサイクルデモ」、試乗するならもってこいのイベントでした。
乗り心地重視で印象に残ったのは下の3台。
サイクルモードより混まないのですぐ試乗できます。
ヘルメットは持参して会場内では常に被っていたほうが捗ります。
レースや物販もあるし、コスプレしてる人もチラホラいて楽しいイベントでした。
サイクルモードとは違った意味で楽しめます。