SPDペダルユーザーなら、普段のスニーカーでも乗りたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
SPDペダルのメリットと、スニーカーのメリットを両立できれば、最高ですよね。
そこで、シマノの純正パーツである『SM-PD22 リフレクターユニット』を購入してみました。
これは、SPDペダルの片面をフラットペダルに変換するためのアイテムです。
今回は、この商品の特徴や使い心地についてレビューしたいと思います。
SPDペダルがフラットペダルに!
両面SPDペダルの片面を「フラットペダル化」するペダルユニットを取り付けました。
このパーツは、『シマノ SM-PD22 リフレクターユニット』という商品で、実はシマノの純正品なんです。
ずいぶん昔からある商品のようですが、全く知りませんでした。
対応するペダルのモデルは、PD-M970、PD-M959、PD-M770、PD-M540、PD-M520、PD-M515などです。おもに両面SPDペダル用で、踏み幅があるSPDペダルには使えません。
付けっぱなしにしておけば、SPDシューズと普通のシューズの両方で自転車に乗れるようになるから超便利。
踏み面の突起のおかげか、案外滑りにくく、安心して漕ぐことができました。
立ち漕ぎも問題ないですし、足首を多少ひねっても外れることはなく、ガッチリと固定できていました。
欠点は、重みでフラットな面がひっくり返ってしまうことです。
SPDペダルの面が上を向いているので、SPDシューズを使う分には便利なんですけどね。
フラットな面で乗るときは、毎回つま先でペダルをひっくり返す必要があります。
ただ、これは一日中乗っていれば自然に慣れます。
サイクリング終盤には、目で見なくても足先の感覚だけでひっくり返せるようになっているでしょう。
SM-PD22の特徴
ペダルユニットに、左右の区別はなく、共通して使えます。
前後にリフレクターが付いているので、夜間の走行も安全です。
踏み面はやや小さめですが、とくにペダリングに違和感はありませんでした。
ペダルの重量は片方31gです。
SM-PD22の取り付け方
アジャスタボルトを反時計回りに回して、バネを最弱にします。
前側の爪をペダルに当て、パチンとはまるまで押し込みます。
後ろ側の爪とペダルの隙間にマイナスドライバーを差し込みます。
マイナスドライバーを倒して、爪を押し込みます。
最後にアジャスタボルトを時計回りに回して、バネを最強にします。
SM-PD22の取り外し方
アジャスタボルトを反時計回りに回して、バネを最弱にします。
後ろ側の爪の隙間にマイナスドライバーを差し込みます。
マイナスドライバーを起こし、爪を浮き上がらせて、ペダルから外します。
注意点
たった1回の付け外しで、爪にダメージが…
これはおそらく、マイナスドライバーの幅が爪の隙間より大きかったため、爪にダメージを与えてしまったと思われます。
爪の中央の隙間は約4.3mmなので、それ以下のマイナスドライバーを使用すれば、爪のダメージを軽減できると思います。
まとめ
- SPDペダルをフラットペダル化
- シマノの純正パーツ
- 普段の靴で自転車に乗れる
- 軽量でペダリングが軽快
- ペダル幅はやや小さめ
- リフレクター付きで夜間も安心
『シマノ SM-PD22リフレクターユニット』を使えば、普段はフラットペダル、本格的なライドではSPDペダルとして使えます。
普段のスニーカーで気軽に自転車に乗り出せるので、非常に便利です。
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