今回は、わたしが自転車のメンテナンスに使っているグリスを紹介します。
メインで使っている「万能グリス」は定番のアレ!
結局「プレミアムグリス」なんだよなぁ…
今までいろいろなグリスを試してきましたが、最近は定番の『シマノ プレミアムグリス』に落ち着きました。
安心のシマノ
- ネジ・ボルト類の組付け
- シートポスト
- ヘッドセット周り
- ホイールのハブ
- クイックリリースなど
ほどよい粘度で塗りやすく、よく伸びるので「万能グリス」としての安定感は抜群。
数あるグリスの中から自然と『プレミアムグリス』を使うようになったから、やっぱ塗りやすいんだと思うなぁ。
チューブとボトルがある
- チューブタイプ 100g ¥1,355
- ボトルタイプ 50g ¥900
中身はどちらも同じ『プレミアムグリス』。
100gの方が割安ではありますが、あまり使う予定がないなら50gでもいいと思います。
ボトルタイプはごみが混入しやすい
ただし、「ボトルタイプ」は、使用しているうちにごみが混入してしまうのが欠点。
これが個人的に嫌なので、わたしは「チューブタイプ」を使用しています。
チューブタイプなら適量を出せる
「チューブタイプ」なら、手を汚さずに必要な量だけ出せて、ノズルを当てれば狭いところにも塗ることができます。
「ボトルタイプ」と違って、いつでも「きれいなグリス」が手に取れるのがいいですね~。
グリスは使い分ける!
ときにはグリスを使い分けることも必要です。
『プレミアムグリス』で対応できないものには、これら「専用のグリス」を使用します。
フリーハブグリス
フリーボディのラチェット部分に、粘度が高めの『プレミアムグリス』を使用すると、ラチェットの爪が起きにくくなってしまうので、ここには粘度のゆるい『フリーハブグリス』を使用しています。
ケーブルグリス
このケーブルグリスは、ブレーキやシフトのインナーケーブルに使用します。
さすがに専用品だけあって、ケーブルによく絡んで塗りやすかったです。
専用品だから安心できる
これらのグリスを使うことで、どれほどの差が出るのか正直わかりません(笑)
もちろん『プレミアムグリス』を塗ってもいいのですが、「専用のグリス」ということで、とりあえず塗っておけば安心できるという精神的なメリットがあります。
FINISH LINE プレミアムテフロングリス
FINISH LINEの『プレミアムテフロングリス』もせっかく買ったので時々使用しています。
フィニッシュライン独自の増粘剤を使用しており「水に強いグリス」ということなので、
- ヘッドセット周り
- シートポスト
- ボトムブラケット
など水が浸入しやすいところに使用しています。
また、シマノの『プレミアムグリス』よりも滑らかな指ざわりなので、ホイールのハブやBBのベアリングに使うのもおすすめです。
AZ セラミックグリス
AZの『セラミックグリス』は、BBやホイールのハブに使用すると、明らかにペダルの回転が軽くなり、効果を実感するのですが、長期間の使用はあまりおすすめしません。
グリスは溶けかけのバターのような粘度。数百キロほどで開けてみるとドロドロになっていることがあるので耐久性は疑問があります。
定期的にメンテナンスをするか、ここぞというときに使用するのがおすすめです。
まとめ
- やっぱりプレミアムグリスが一番
- ボトルタイプはごみが混入しやすい
- チューブタイプなら適量を取り出せる
- グリスは粘度によって使い分ける
とりあえず、シマノの『プレミアムグリス』を1つ持っていれば自転車のメンテナンスで困ることはありません。
もしもフリーボディのメンテナンスを自分でやるなら、ぜひ『フリーハブグリス』を使ってください。
また、水に強いFINISH LINEの『プレミアムテフロングリス』もあると何かと便利です。