今まで使用してきたホイールの簡単なレビューとおすすめホイールを紹介します。
マビック アクシウム レース
- 重量 F:925g R:1090g 合計:2015g
手に取るとずっしり重いのですが、シールドベアリングなので回すとスーっといつまでも回転しています。
とにかく頑丈で剛性が高くどんなガタガタ道を走ってもまったく振れませんでした。
重いので坂道は苦手で、思い返すと信号待ちからの漕ぎ出しが一番重かったと思います。
シマノ WH-RS21
- 重量 F:820g R:1030g 合計:1850g
マビックのアクシウムレースと変わらなくてガッカリした覚えがあります。
重いのでちょっとした傾斜でモッサリするのも同じ。
品質も上位グレードのWH-6800と比べるとチープさが伝わってきます。
アクシウムレースと違ってガタガタ道を走るとすぐに振れがでてしまいます。
1.2万円で買えた頃ならよかったですが、今の2万円という価格では他のホイールを選ぶでしょう。
シマノ WH-6700
- 重量 F:683g R:947g 合計:1630g
最初に感じたのは乗り心地の良さ。
段差でいつもはガタンゴトンのところドムドム弾む感覚でパンクしたのかと錯覚するほどでした。
そして、なにより信号待ちからの漕ぎ出しが軽い。
WH-RS21と比べるとトップスピードと平均速度が上がり坂道も楽になりました。
スプロケットは10速まで対応ですが、中古で良品を安く買うなら選択肢としてありです。
満足度の高いホイールでした。
シマノ WH-6800
- 重量 F:715g R:961g 合計:1676g(実測値)
WH-6700から剛性が上がった感じ。
11速に対応。
重量が少し増えましたが、走行性能はWH-6700と変わらずオールマイティにこなしてくれます。
WH-6700から正当な進化をとげたといった感じでしょうか。
ひとことで言うと「気持ちいいホイール!」
他人に自信を持っておすすめできるホイールです。
イーストン EA90RT
- 重量 F:672g R:864g 合計:1536g(実測値)
1536gと軽量なホイール
軽いのでヒルクライムのタイムはWH-6800より良かったですが疲労度は同じくらい。
体感できるような劇的な変化は感じない。
これならWH-6800のままでよかった。
ホイールは「軽い=速い」とは限らないと思い知りました。
重量もそうですが、ハブの回転性能もスピードに直結する重要なパーツなんです。
マビック キシリウム エリートS 2015 & 2010
- 2015 重量 F:668g R:882g 合計:1550g(実測値)
- 2010 重量 F:683g R:879g 合計:1562g(実測値)
奮発して買った8万円前後する「マビック キシリウムエリートS」です。
2010と2015モデルを使用しましたが、どちらもあきらかに今までのホイールとは一線を画します。
ペダルを踏むとそのまま力が伝わる感じ。
WH-6800やEA90RTで強めに漕いで時速40kmのところ、
キシリウムエリートだといつの間にか時速50km以上でていて驚きました。
長距離を走り終えたときの疲れも少なく楽に走れます。
平均速度も2km前後上がりました。
まとめ
後悔しないホイールなら『WH-6800』が一番おすすめです。
キシリウムエリートはたしかに速い。
でも、そこまでお金をかける価値があるか?と考えるとWH-6800で十分。
ホイール交換が初めてだと3万円以上の高価なホイールを買うのにも抵抗があります。
買う前は結構ガクブルなんですが、装着してしばらく走ってみると「めっちゃええ買い物したやんけ!」って感じになりますよ。
自転車で一番スピードに影響するパーツがホイールですからね。
現在はWH-6800の後継ホイール「WH-RS500」がオススメです。