英米式のバルブ穴を仏式に変換できるスペーサーをご存知でしょうか。
スポーツ系の自転車は仏式バルブが多いですが、ママチャリなどのシティサイクルのほとんどは英式バルブです。
空気を入れる際、空気入れのアダプターをいちいち付け替えるのは面倒なものです。
しかし、このスペーサーを使用すればママチャリを仏式チューブにすることができます。今後の空気圧管理が楽になるかもしれません。
バルブの種類とサイズ
各バルブ穴の直径は以下の通り。
- 英式・米式 8.2mm
- 仏式 6.3mm
仏式のバルブ穴は6.3mm。英式と米式は同じ8.2mmですが、バルブの表面にゴムのあるタイプは8.7mmになります。
「仏式→英米式」は穴を広げないと無理ですが、「英米式→仏式」は変換スペーサーを使用するだけで対応可能になります。
実際に英米式のバルブ穴を計ってみると確かに8.2mmありますね。
仏式チューブを入れてみる
試しに英米式のバルブ穴に仏式バルブを入れてみました。
当然ながらユルユルの状態です。
リムナットで止めてもグラグラ。隙間も空いています。
変換スペーサーで解決!
そこで、こんな小物を使用します。
段がついているほうをリム側にして取り付けます。
商品によって2個入りだったり、1個売りだったりするので購入前によく確認してください。
「英米式→仏式」変換スペーサーには段差がついています。
この突起部分が穴を塞ぐわけですね。
英米式→仏式に変換
このように段をリム側にして取り付けます。
隙間がバッチリ塞がりました!かんたんですね。
ちなみに、兼用スペーサーという名前だけあって、スペーサーを反転させれば仏式バルブ穴で使用することができます。
まとめ
- 英米式のバルブ穴は8.2mm
- 仏式のバルブ穴は6.3mm
- 英米式→仏式は変換可能
- 変換スペーサーを使用する
これで使いたかった仏式チューブが使えるようになって空気圧管理が楽になるかも!?