リムテープ幅がわからない！
そんなあなたのために、今回は『リムテープ幅の選び方』についてご紹介します。
テープの幅で迷ったときは、マスキングテープを使って簡単に確認する方法があります。ぜひ参考にしてみてください！
リムの内径で選んではいけない
リムの内径を測ると「15mm」ありました。
しかし、この値をもとに「15mmのリムテープ」を購入するのは間違いです。
実際のテープ幅
リムの内部は「中央が凹んでいる」ため、その深さを考慮する必要があります。
そのため、実際のテープ幅は、リムの内径よりも約2～3ミリほど広くなります。
なお、この「中央のくぼみ」の深さはホイールによって異なります（上の画像は例であり、必ずしも18mmではありません）。
一番手っ取り早い確認方法
一番手っ取り早いのは、現在装着しているリムテープを外して定規で幅を測り、同じ幅のリムテープを購入することです。
しかし、新しいリムテープを買うまでは外したくないこともあるでしょう。
その場合は、以下の方法で正確なテープ幅を測ることができます。
リムテープを剥がさずに幅を確認する方法
やり方はとっても簡単です。
使用するアイテム
- マイナスドライバー
- マスキングテープ
- ペン
- 定規
マスキングテープ（養生テープ）は、幅18mmのものが使いやすいです。ホームセンターや100円ショップで手に入るので、探してみてください。
テープを貼って印をつけるだけ！
リムの内側にマスキングテープを貼って、テープの両端に目印をつければ、そのテープのサイズを知ることができます。
テープの浮きを防ぐ
マスキングテープを貼るとき、端が浮いてうまく貼れないことがあります。
その場合は、「マイナスドライバー」を使ってテープの端を壁に押し付けると、きれいに貼ることができます。
テープを剥がして幅を測る
あとは、目印をつけたテープを剥がして、その幅を定規で測るだけです。
リムテープがない場合
リムテープがない場合でも、テープ幅の目安を知ることができます。
その場合は、リム内部の両端に目印を付けてください。これがテープの最大幅になります。
テープ幅の決め方
目安としては、最大幅からマイナス1～2mmで選ぶとよいです。
今回の最大幅は「18mm」だったので、最適なサイズは「16～17mm」ということになります。
「18mm」だと、ぴったりすぎるため、少しでもずれると壁側にめくれ上がり、貼るのが難しくなります。
一方、マイナス3mmの「15mm」では、幅が狭くて心もとない感じです。ただし、テープ幅が多少狭くても、余裕をもってスポーク穴を塞ぐことができれば問題ありません。
まとめ
- リムの内径≠テープ幅
- マスキングテープで簡単に測れる
- スポーク穴が塞げていれば問題ない
「マスキングテープ」を貼るだけで簡単にリムテープの幅を確かめることができます。
「リムの内径」と同じ幅のリムテープを買ってしまうと、サイズが小さめになってしまうことがあるので注意してください。
