自転車の空気圧チェック用に『バナレーサーのデジタル空気圧計』を購入しました。
バルブにヘッドを押し込むだけで、すぐに空気圧が表示されるから大変便利です。
パナレーサー デジタル空気圧計
『空気圧計』の必要性ですが、フロアポンプのメーターだけで十分という人には必要ないものだと思います。
しかし、『空気圧計』があれば、いちいちフロアポンプをつなぐ手間がなくなりますし、1日ごとにどのくらい空気圧が下がるのか把握することも可能になります。
頻繁に空気圧をチェックしたいのであれば、持っていて損はないです。
デュアルヘッドシステム
「仏式バルブ」と「米式バルブ」に対応。
口を開けたバルブにヘッドを押し込むだけで、すぐに空気圧が表示されます。
ヘッドを180°回転させることで仏式と米式を切り替えます。
ヘッドはどの位置にあっても測定可能です。
各部名称
ボタン操作には慣れが必要ですが、慣れてしまえばなんてことはありません。
「エア抜き機能」があるので、空気を高めに入れて数値を見ながら下げて行けば狙い通りの空気圧にできます。
コイン電池「CR2023」を1個使用。
電池は本体に付属しているので、別途購入する必要はありません。
サイドのグリップは、「シワ加工」で滑り止めの役割があります。
単位の切り替え
「電源ボタン」を短く1回押すごとに測定単位が切り替わります。
タイヤの側面に記載されている単位に簡単に合わせられるからとっても便利。
また、LEDバックライト付きなので夜間でも視認性抜群です。
使ってみた感想
実際に自分で使ってみて「気になった点」を紹介します。
自動オフが早い
ちょっと残念なポイントは、すぐに電源が切れてしまうことです。
- バックライト:約10秒で消灯
- 電源:約45秒で自動オフ
一応自動オフの5秒前からビープ音が鳴るので、その間にボタン操作をすれば自動オフはキャンセルされます。
ヘッドの当て方にコツがいる
はじめて使ったとき、ヘッドから空気が漏れてしまい計測がしにくく、失敗したか?と思いましたが、何回か練習したら上手くできるようになりました。
どうやらヘッドの当て方にコツがあるようで、まっすぐしっかり差し込まないと正しく測定できません。
ヘッドが少しでも傾くとエアー漏れしてしまうので、はじめのうちは両手を使ってヘッドを垂直に差し込むようにするのがよいでしょう。
それから正しくヘッドの脱着をしても、毎回0.2気圧前後の空気がプシュッと少しだけ抜けてしまうのが残念です。
ホールド機能が面倒
ヘッドを押さえている間だけ空気圧がリアルタイムで表示され、ヘッドを抜くと数値が消えてしまいます。
ホールド機能で数値を記憶できますが、いちいち「HOLDボタン」を押さなくてはいけないのが面倒です。
空気圧が最大になったら自動でホールドしてくれるように改善してほしい。
ぎりぎり携帯できるサイズ
出先でのパンクなど、空気圧のチェック用としてツールケースなどに収納することもできます。
コンパクトではありますが、持ち運ぶとなると若干大きめなサイズなので、ぎりぎり携帯できるサイズかなと思います。
重量は約56gなので、軽量なチューブ1本分くらいの重さです。
まとめ
- 仏式・米式バルブに対応
- 測定単位の切り替えができる
- エア抜き機能あり
- 視認性抜群のバックライト
- 軽量・コンパクト
- 自動オフが少し早い
- 空気圧のホールド機能あり
ヘッドの当て方に少しコツがいるのと、電源がすぐに切れてイラッとする以外は、満足できるレベルです。
「補修パーツ」が売っているので、ヘッドのパッキンが破損しても交換して使うことができます↓