結束バンドを適当に切っていませんか?
「ただの樹脂バンドだからこだわらなくていいや」と、軽視するのはナンセンス!
切り口が出っ張っていると、手や周囲のものを傷つける危険性があります。
安全に使用するためには、『片刃のニッパー』できれいに切る必要があります。
結束バンドの切り方
結束バンドは、適切に切らないと、切り口が出っ張って大変危険です。
手を切ったり、服を引っ掛けたりして、自分や周囲のものを傷つける可能性があります。
結束バンドを安全に切るには、「ニッパー」を使うのがおすすめです。
ニッパーを使えば、切り残しがなく、平らな仕上がりにすることができます。
このような切り方のことを「ツラ切り」と呼びます。
使うニッパーの種類に注意!
ニッパーには「片刃」と「両刃」の2種類があります。
片刃のニッパーを選ぼう
結束バンドを切るには「片刃」のニッパーが向いています。
プラモデルなどでよく使われているやつですね。
両刃のニッパーで切ってみる
試しに「両刃のニッパー」で結束バンドを切ってみます。
しっかり根本まで押し当てた状態で切りますが…
両刃の性質上、どうしても切り残しが発生してしまいます。
これは工具の問題ではなく、両刃を使用すると必ず起こる現象です。
片刃のニッパーで切る
今度は、残った切れ端を片刃のニッパーで切ってみます。
すると、切り残しがきれいに切断できました。まるでヒゲ剃りのCMみたいですね。
このように、結束バンドに使用するニッパーは、「片刃」を選ぶ必要があります。
ホーザンの斜ニッパーがおすすめ!
わたしが使っているニッパーは、『ホーザン 斜ニッパー N-4-125』です。
バリが少し残っていても、このまっすぐな刃が役立ちます。
それから、このニッパーは「斜ニッパー」と呼ばれ、刃が斜めに傾いています。
通常のニッパーは、刃先と持ち手が平行に配置されているため、フレームに沿った位置にある結束バンドを切る際に、扱いにくいことがあります。
一方、斜ニッパーの刃は斜めに配置されているため、画像のように手がフレームに当たることはありません。
普通のニッパーと比べて切りやすさが格段に向上するので、おすすめです。
まとめ
- 結束バンドには片刃
- 両刃は相性が悪い
- 切り残しはケガの元
- ツラ切りで美しく切断
- 斜ニッパーがおすすめ!
結束バンドは、『片刃のニッパー』で切るのが最適です。
せっかく使うなら、安全かつ美しく切断したいものですよね。
今まで、ハサミで切っていた人は、この機会に『片刃のニッパー』の購入を検討してみてはいかがでしょうか。