今回は自己流のパンク修理方法を紹介したいと思います。
私がいつもやっている手順を画像付きで紹介していきます!
必要なアイテム
- マルニの修理パッチ
- ダイソーのゴムのり
- 紙ヤスリ #120
- タイヤレバー
- 油性の白ペン
- 空気入れ
- 水を張った洗面器
これらのアイテムを使ってパンクを修理していきます。
パンク箇所を特定する
「空気入れ」を使ってチューブを膨らませることでパンク穴を特定していきます。
まず、チューブを通常の2倍以上に大きく膨らませてください。
膨張したチューブを耳に当てて、「プシュー」と空気が漏れている音を聞き取ります。
音の漏れている場所がわかれば、あとは目視でパンク穴を確認することができます。
また、パンクは1箇所だけとは限りません。必ずチューブ全体を点検するようにしてください。
水中に沈めると見つけやすい
パンク穴が極小の場合は、空気漏れの音を聞き取ることができません。
その場合は、水を張った洗面器にチューブを沈めて確認します。
泡が出てくるのですぐにパンク箇所を見つけることができます。
白ペンで目印をつける
パンク穴を特定することができたら見失わないよに「目印」をつけます。
まず、「油性の白ペン」を用意します。
画像のペンは100均ダイソーで購入したものです。
パンク穴を中心に少し離して十字にマーキングするのがポイント。
少し離す理由は、紙ヤスリでこすったときにマークが消えるのを防ぐためです。
チューブ内の空気を抜く
作業しやすいようにチューブ内に残った空気をすべて抜き取ります。
画像のようにバルブの反対側からぐるぐるチューブを巻いて空気を押し出します。
最後にバルブ付近に溜まった空気を抜くことで、簡単にチューブをペラペラにすることができます。
マーキングした位置がズレていると思うので、指でねじって十字マークを中央に移動させます。
これで作業がしやすくなりました。
タイヤ側のチェックも忘れずに!
タイヤに金属片、小石、ガラス等が刺さっていないか確認しておくことも重要な作業です。
タイヤの外側はもちろん、内側も注意深く点検してください。このチェックを怠ってしまうと、パンクを直しても再度パンクしてしまう原因になります。
紙ヤスリでチューブを荒らす
使用する紙ヤスリは修理キットに付属しているもので十分。
自分で用意する場合は「#120」の番手がおすすめです。
使用するパッチよりも広い範囲をザラザラに削ってください。
タイヤについている剥離剤を削り落とすことで修理パッチがくっつきやすくなります。
削りカスをきれいな布ではらったら下準備完了です。
ゴムのりを塗る
今回使用する「ゴムのり」はダイソーの2本入り100円のもの。
コスパが高いのは缶タイプの方ですが、チューブタイプのほうが指に取りやすいので、私はこれを愛用しています。性能はちゃんとしたゴムのりと変わりないので安心して使用できます。
ゴムのりを塗るときは「薄く」「素早く」「均等に」塗るのが失敗しないコツです。
※分厚く塗ると失敗の原因になります。
揮発するまで3~5分間自然乾燥させてください。
修理パッチを貼る
修理パッチはマルニの超薄型パッチがおすすめです。
厚さ0.8mmの超薄型パッチだから、張ったあと不自然に盛り上がりません。
台紙からパッチを剥がしたら、パンク穴とパッチの中心を合わせて貼り付けます。
関連記事:パンク修理パッチは走行時の違和感が少ない超薄型がおすすめ
タイヤレバーを使って圧着する
修理パッチを圧着するときはタイヤレバーを使用しています。ゴムハンマーで叩く方法もありますがタイヤレバーのほうが扱いやすいかと思います。
タイヤレバーはダイソーのものがおすすめ!
滑らかにカーブした先端は押し付けやすく、圧着するときに重宝します。
修理パッチを貼り付けたら、すぐにパッチ全体を満遍なくグイグイこするように押し付けて圧着します。
フィルムを剥がしたら完了
圧着したあとはすぐに透明フィルムを剥がして大丈夫。
フィルムをゆっくりと剥がしたらパンク修理完了です。
空気漏れがないか確認する
最後に修理したチューブに空気を入れて放置しておきましょう。
数時間経過しても空気が抜けていなければ問題ありません。
貼り付き防止にタイヤパウダー
修理パッチ周辺にゴムのりが残っているので、そのままタイヤに戻すと貼り付いていることがあります。
私は貼り付きを防ぐために“タイヤパウダー”を塗るようにしています。
まとめ
- 白いペンで目印をつける
- チューブの空気をしっかり抜くと作業しやすい
- ゴムのりは薄く・素早く・均等に塗るべし
- ダイソーのゴムのり&タイヤレバーが使える
- 修理パッチは「マルニの超薄型」がおすすめ
今回紹介した手順を踏んでいけば、初心者でも簡単にパンク修理ができますよ。よかったら参考にしてみてください。