コロナ禍で人気の『チェアリング』という言葉をご存知でしょうか?
ただイスに座るだけで、ちょっとしたアウトドア気分を楽しむことができるという、もっとも敷居の低いアウトドア・アクティビティのことです。
新型コロナの影響で遠出しにくくなった去年頃から、近場でできる『チェアリング』がブームとなっています。
チェアリングの楽しみ方
『チェアリング』の楽しみ方は人それぞれです。
- 日向ぼっこを楽しむ
- ゆったり読書をする
- お昼寝を楽しむ
- スマホで音楽や動画を見る
- 食事をする
ただただイスに座って、思い思いの時間を過ごします。
必要なのはイスだけ!
現在は『ソロキャンプ』もブームとなっていますが、道具を揃えたり、テントを張れる場所も限られているので、多くの人たちにとって敷居が高いのが現状です。
たいして『チェアリング』はイスを持って行くだけなので、手軽に始めることができます。
開放感のある屋外で、ただ座って過ごす。これが『チェアリング』の醍醐味です。
セロトニンがドバドバ出る
早朝に公園や河川敷にでかけて“日光浴”をすれば、幸せホルモンと言われるセロトニンがドバドバ作られます。
不安やストレスが解消されて頭がスッキリ。コロナ禍の憂鬱な気分が吹っ飛びます。
広い芝生のある公園でゆっくりしていると、ポジティブになって明るい気持ちになります。
気持ちいいですね~。これはハマりそうな予感がします。
楽しむ場所も人それぞれ
自分だけの場所を見つけて、自分だけの時間を過ごしましょう!
- 芝生のある公園
- 川や大きな湖
- 登山や山を眺めながら
- ビーチのある海
- 都会の喧騒の中
わたしは海なし県に住んでいるので、海の近くに住んでいる人が羨ましいです。
今度「輪行」でビーチまで行って『チェアリング』してみようかな?楽しみが広がりますね~。
ちょっと暑い日は、日陰に場所を変えれば、リラックスして過ごせます。これなら夏も気持ちよく過ごせそう。
外で食べるごはんって格別
この日は、早朝にでかけて、コンビニで朝ごはんを購入しました。
久々に外で食べたけど開放感があってすごく美味しかった…
水筒にお湯を入れて、日清のカップヌードルとか食べたら絶対うまいだろうな~。
自転車で持ち運ぶなら「チェアゼロ」一択!
はまる人続出の『チェアリング』。いまやイスの種類も様々です。
軽量化に特化したチェアゼロ
自転車で持ち運ぶなら、わたしが購入したヘリノックスの『チェアゼロ』をおすすめします。
500mlペットボトルと同じ重さ
自転車でイスを持ち運ぶなら「軽さ」は重要な要素となります。
このヘリノックスの『チェアゼロ』は、重量がなんと510gしかありません。
「500mlペットボトル」とほぼ同じ重さだから、めちゃくちゃ軽い。
モンベルで取り扱っている
ヘリノックスは全国にあるモンベルの店舗で取り扱っています。
モンベルでヘリノックスを見ていたら、店員さんが「座りますか?」と声をかけてくれて、『チェアワン』と『チェアゼロ』に座ることができました。
試しに座ってみたい場合は、店員さんに声をかければ出してくれると思います。
チェアワンもいいけど…
正直、座り心地がいいのは『チェアワン』です。
『チェアゼロ』よりもポールが頑丈なのと、座面の生地がしっかりしているから座ると安定します。
ただ重量が1kg近くあるのが難点。1kgのイスになると急に選択肢が増えるので、値段の高い「ヘリノックス」を選ぶ必要がなくなります。
500g台はチェアゼロだけ
で、わたしが『チェアゼロ』にした理由ですが、500g台の軽量なイスが『チェアゼロ』しかなかったからです。
軽量で丈夫なイスを作るには「技術力」が必要なようで、Amazonによくある中華製のイスはまだ真似することができません。
以上のことから競合品がないので、できるだけ軽量にしたい場合は、現在のところ『チェアゼロ』一択ということになります。
パイプはしなるが問題ない
わたしの体重は66kgほど。上の画像だと靴や洋服を着ているから70kg近くあると思います。
思いっきり背もたれに寄りかかってみましたが、まったく問題ありません。
動いたときに微妙にパイプがしなりますが、グラつくことはないので許容範囲です。
風に弱い
この日は風速1メートルとの予報でしたが、そよ風くらいの風でパタンと倒れてしまいました。
キャンプ等で使用したり、頻繁にイスを離れるなら「ペグ」を打ち込んで固定しておく必要があります。
チェアゼロのサイズ
収納時のサイズは「約35cm×9cm」です。
実際に手に持ってみると、やはり1kgと500gはだいぶ違います。
座面のシートは「約60×50cm」です。
幅は窮屈ということはなく、座りやすですよ。
座面の高さは実測で約38cmありました。
立ち上がるときも、とくに苦労することなく普通に立ち上がれます。
この姿勢も楽ですね~。
手前に「ミニテーブル」を置いて食事をとれば、プチキャンプ気分を味わえます。
こちらのテーブルも「ヘリノックス製」だから軽量です。モンベルの店員さんにもおすすめされました。
組み立て方
組み立てはとても簡単。まず骨組みはこんな感じ。
パイプの中にゴム紐が入っていて「カチャン、カチャン」と簡単に穴にはまるから直感的に組み立てることができます。もちろん畳むときも楽ちんです。
座面シートの上下に「目印」があるので、取り付け位置をひと目で確認することができます。
あとはシートの4隅にポールを差し込んでいくだけ。
はじめて組み立てたとき、最後の1箇所がどうしても入らなくて焦りました。
これはシートを強めに引っ張って、ポールがしなるぐらい思いっきり寄せれば入ります。つまり力ずくで入れればいいわけ(笑)
収納カバーは脚に結ぶ
「収納カバー」は脚に結んでおくのがおすすめです。
折りたたむ
収納するときは、たたんだポールをシートでくるむだけ。
組み立ても、折りたたみも2~3分もあればできるから簡単です。
リュックに入れて持ち運ぶ
この日はリュックに入れて持ち運びましたが、ほんとうに軽かった。
まぁ「500mlペットボトル」1本分の重さだから当たり前か。
そんなに荷物がなければ1kgの『チェアワン』でも簡単に持ち運べたかもしれない。
自転車とチェアリングの相性は抜群!
自転車なら河川敷のサイクリングロードを走っているときでも、あの辺『チェアリング』にいいかもと思ったら、積極的に探しに行くことができます。
自分だけの場所を見つけたという喜び
サイクリング中に『チェアリング』できそうな場所を見つけると「自分だけの場所を見つけた」みたいな喜びがあります。
河川敷の車が入れない道も自転車なら「とりあえず行ってみるか」と気軽に足を運ぶことができます。
徒歩ではいけない距離も何のその。大きな公園内の移動も楽々。すぐに『チェアリングスポット』を見つけることができます。
階段だって、いざとなったら自転車を担いで移動すれば問題ない。
散歩やランニングをしている人たちから離れた「穴場」を見つけるなら、自転車がピッタリというわけ。
- 歩き → 移動範囲が限られる
- 車 → 狭い道が苦手、駐車場が必要
- 自転車 → 移動力あり、狭い道もスイスイ、いざとなったら担いで運べる
まとめ
- コロナ禍でチェアリングが人気
- イスを用意するだけでOK
- 楽しみ方は人それぞれ
- 自転車なら「チェアゼロ」一択
- サイクリングとチェアリングは相性抜群
『ソロキャンプ』は敷居が高くて手が出せませんでしたが、『チェアリング』のおかげで気軽にプチキャンプ気分を味わうことができました。
早朝に出かけて、サイクリングで適度に運動して『チェアリング』で日光浴を楽しむ。これだけで頭がスッキリ。ストレス解消に効果抜群です。
またヘリノックスの『チェアゼロ』は軽量なので、持ち運びが苦になりません。価格は高価ですが、510gの恩恵は大きいです。
これから「輪行」や「登山」で大活躍しそう。このコロナ禍だからこそ本当に買ってよかったです。