FINISH LINEの『ギアフロス』を使って、パーツの隙間に溜まった汚れを落としました。
本格的にやるなら、分解してから洗浄するのですが、ほどほどに掃除する程度なら、この『ギアフロス』で充分です。
FINISH LINE ギアフロスとは
FINISH LINEの『ギアフロス』があれば、スプロケットやクランクの隙間など、中々手が入らないところの掃除をするのにとても役立ちます。
1箱20本入り、1,000円ほどで販売されています。
全長は、実測で「50cm」ありました。
紐の両端は「くつ紐」のように、固く細くなっています。
意外と太くて、手触りは柔らかめ。
両端をしっかりと掴んで、引っ張れば細くなります。
いちいち分解して洗浄するなどの「ひと手間」を省いてくれるため、作業負担の軽減に役立ちます。
スプロケットを掃除する
こちらの「真っ黒に汚れたスプロケット」を掃除します。
『ギアフロス』を隙間に通し、紐を左右交互に引くことで磨けます(意外と引っかかることが多いので注意)。
掃除後のスプロケット
よく見ると少し薄汚れていますが、どうせすぐに汚れてしまうから、これで充分でしょう。
歯の奥の汚れまで、しっかり拭き取れています。
作業中は結構手が汚れる
作業中に手が汚れるので、気になるなら『ニトリルグローブ』などを着用しながら作業するとよいです。
繊維がほつれやすい
欠点は、スプロケットを磨く際、繊維の間に歯が挟まりやすいことです。
スプロケットを磨いていくと、どんどんほつれていくので、1回毎の使い捨てになるかも。
スプロケットを磨いたあとの『ギアフロス』
ほつれこそありますが、耐久性はあるので1本の『ギアフロス』だけで、最後まで磨ききることができました。
その他『ギアフロス』が使える場所
『ギアフロス』は、スプロケット以外にも使用することができます。
リアディレイラーのプーリー
「プーリー」にこびりついている「油の塊」を落とすのに重宝。
狭いところも容易に挿入できます。
フロントギアの隙間
長さに余裕があるので、大きな「フロントギア」も、しっかりきれいにできます。
ペダルの取付部
ペダル取り付け部分の汚れって、結構気になります。
ブレーキの隙間
ブレーキは、隙間の多いパーツなので、磨きがいがあります。
手が入りにくいところの汚れもこの通り。
ハブの隙間
フロントフォークとハブの隙間も汚れがたまりやすい場所のひとつ。
ボトムブラケットの隙間
ボトムブラケットも知らないうちに汚れが溜まりがち。
アウターケーブルの隙間
アウターケーブルの隙間は見逃しやすいので要チェック。
洗ったギアフロス
洗って再利用できるとあったので、洗剤をつけて「もみ洗い」をしてみました↓
一度スプロケットの掃除に使ってしまうと、繊維のほつれが酷くなります。
この状態でスプロケットの掃除をすると、絡まりやすくてストレスがたまるかも。
ただ、プーリーやペダルの汚れを落とすくらいなら、まだまだ使えそうな状態です。
まとめ
- パーツの隙間掃除に最適!
- 20本入りだから使い捨てできる
- 気軽に掃除を始められる
- 繊維がほつれやすいが耐久性はある
- 洗って再利用できる
気軽にスプロケットのクリーニングを始められるので重宝しています。
価格は20本入りで1,000円ほど。洗って再利用できることを考えればお買い得です。
細部まできれいに磨き上げた自転車はとても気分がいいので、こまめに使って、きれいな状態をキープしたいですね。