サイクリングシューズは、長期間履かないと「加水分解」という現象で劣化してしまうことがあります。
あまり履いていないシューズがすぐに傷んでしまったら、もったいないですよね。
そこでおすすめなのが、『モンベル ドライストレージバッグ』です。
このバッグは、加水分解を防ぐ特殊な素材で作られており、シューズを長持ちさせます。
この記事では、ドライストレージバッグの特徴や使い方について詳しくご紹介します。
靴がボロボロ、加水分解って?
「加水分解(かすいぶんかい)」とは、ポリウレタンなどの素材が湿気(水分)と反応して劣化してしまう現象です。
スニーカーのソールやアッパー、インソールなどによく使用されるポリウレタンは、特に影響を受けやすい素材です。
加水分解が進むと、靴底がボロボロになり、接着剤の効果が低下するため、靴が崩れたり破れたりすることがあります。
靴を長持ちさせるためには、保管や使用時に湿気に気を付け、適切なケアを行うことが重要です。
- 直射日光や高温多湿な場所を避けて保管する
- 定期的に履いて、水分を逃がす
- 使用後は汚れを落とし、しっかりと乾燥させる
- 靴クリームやワックスなどで保護する
モンベルの保管用バッグで加水分解を和らげる!
サイクリングシューズの保管中の劣化を少しでも遅らせるために、モンベルの「ドライストレージバッグ」という保管用バッグを購入しました。
- ドライ ストレージバッグ S 1,870円(税込)
- ドライ ストレージバッグ M 2,640円(税込)
サイクリングシューズやウェア類を入れるだけなら、「Sサイズ」で十分です。
専用の乾燥剤が1つと、説明書が付属します。
ドライストレージバッグのサイズ
「Sサイズ」を購入しましたが、広げてみたら思っていたよりも大きくてびっくりしました。
立たせると、横幅31cm、高さ35cmくらいになります。
底のマチが20cmほどあり、シューズを左右並べて置くことができます。
ドライストレージバッグの使い方
登山靴も収納できるように設計されているため、スリムなサイクリングシューズなら余裕で入ります。
付属していた専用の乾燥剤を入れます。
袋の中の空気をできるだけ押し出します。
最後に、ジッパーをスライドし、しっかりと袋の口を閉めます。
あとは、湿度の高くならない場所で、直射日光を避けて保管するだけです。
幅広のスニーカーを入れてみる
幅の広いスニーカーでも問題なく入ります。
普通のスニーカーなら、3足ほど重ねて入れられそうです。
また、高さがあるので、ミドルサイズのブーツも収納可能です。
ウェア類も入れられる
コーティング加工されたレインウェアなど、劣化が心配なウェアも安心して収納できます。
中身が確認しやすい透明な素材だから、必要なものをすぐに取り出すことができます。
普通のビニール袋と何が違うの?
この商品は単なるビニール袋とは異なり、高機能な性能を備えています。
まず、二重のジッパーが空気の侵入を防ぎ、加水分解のリスクを大幅に減少させてくれます。
さらに、1つのジッパーには2つのレールがあり、閉じた後にオス部とメス部がしっかりと密着する仕組みになっています。
また、このバッグのフィルムは水蒸気をほとんど通さない素材を使用しており、水蒸気透過量は一般的な収納袋の1/62.5から1/125と、非常に低くなっています。
乾燥剤には、一般的なシリカゲルの約7倍の吸湿性を持つ「無水塩化カルシウム」が使われています。交換の目安は開封後1年です。
交換用の乾燥剤は、2個入り770円(税込)で購入することができます。
まとめ
- 高いバリア性で加水分解を防ぐ
- 密閉性の高い二重ジッパー
- 専用の乾燥剤付き
- 中身が確認しやすい透明素材
- SとMのサイズ展開
サイクリングシューズやウェアは、湿気によって劣化してしまう「加水分解」に注意が必要です!
高温多湿の環境や密閉された場所で起こりやすく、性能や見た目を損ないます。
そこで役立つのが『モンベル ドライストレージバッグ』です!
加水分解を防ぐ特殊素材で、シューズやウェアを乾燥状態に保ち、長持ちさせます。
全国のモンベルストアで購入可能です!
今すぐチェックして、大切なアイテムを守りましょう!