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DAHON正規代理店にて『K3』の無償アップデートを受けてきた!

DAHON K3 リアホイール点検と無償アップデートのお知らせ

DAHONの公式サイトに『K3』に関する重要なお知らせが載っていました↓

『DAHON K3』は、極小ホイールゆえ、回転数が高く、グリスの枯渇・部品の消耗が早いそうです。

今回の無償アップデートにより、フリーボディ内部のパーツを交換することで、ホイールの寿命を大幅に伸ばすことができるので『K3』ユーザーは、購入店に問い合わせてみるといいでしょう。

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早速、無償アップデートを受けてきた!

オレンヂジュース 小山市 DAHON プレミアムパートナーストア

この無償アップデートは、全国にあるDAHON正規代理店にて行うことができます。

『K3』に限らず、折りたたみ自転車は「特殊なパーツ」を使っていることが多いので、パーツが消耗・破損したときに備えて「正規代理店」で購入することをおすすめします。

ネットで購入したらどうする?

ネットで購入した方は「正規代理店」に頼みにくいですよね。

わたしも購入していないお店に自転車を持ち込むのは正直怖いです(汗)なんだか冷たい態度で扱われそうで…

そもそも、交換パーツに限りがあるので、お店で購入した人が優先になるかもしれません。

まずは、公式サイトから問い合わせをしてみるのが良いと思います。

DAHONはネットなら安く購入することができますが、不具合が出たときに困ることになります。自分で対処できない場合は、やはり「正規代理店」を通して購入するのが無難です。

無償アップデートの内容

店員さんに「無償アップデートの内容」を詳しく教えていただきました。

フリーボディ内部パーツの交換

DAHON K3 フリーボディのラチェットスプリング

後輪にある「フリーボディ」を外すと、内部に3つの爪があります。

今回は、この爪にある「板ばね」を交換するとともに、グリスアップを行います。

交換パーツはこれ!

DAHON K3 フリーボディの交換するスプリング

その「板ばね」を取り外したものがこちら。

「板ばね」が長くなった

DAHON K3 フリーボディのスプリングが長くなった

交換前の「板ばね」は短いですが、改良したものは片側だけ長くなっています

爪が戻らなくなるのを防ぐ

DAHON K3 フリーボディの爪

この「板ばね」が短いと、まれに爪が戻らなくなる不具合が出るそうです。

「改良した板ばね」は、爪を弾き返す力が強くなっていて、ラチェット音が大きくなっていました。

グリスアップする方法

フリーボディの「グリスアップ」だけなら、自分でも行うことができます。

スパナで緩める

DAHON K3のフリーホイールを17mmのスパナを使って外す

「17mmのスパナ」を2本用意したら「ロックナット」を反時計回りに回して緩めます。

フリーボディを外す

DAHON K3 スプロケットを外す

「フリーボディ」は、ちょっと固めにはまっていますが、そのまま素手で引き抜くことが可能です。

ラチェットスプリングを外す

DAHON K3 フリーボディのリングを外す

つぎに爪を止めている「ラチェットスプリング」という金属の細いリングを先に外します。

これは隙間に「小さめのマイナスドライバー」を差し込むだけで簡単に外れます。

「爪」と「板ばね」を外す

DAHON K3 フリーボディのラチェットスプリングを外す

あとは「爪」→「板ばね」の順番に、本体からスライドさせて取り外します。

外したパーツと本体の隙間に残っている古いグリスは綺麗に掃除しておいてください。

しっかり掃除する

フリーボディを綿棒で掃除する

「シールドベアリング」が見えていると思いますが、ここに直接「パーツクリーナー」を吹き付けてはいけません。シールの内部に浸透して中にあるグリスが流れて出てしまう可能性があるからです。

ただし、パーツクリーナーを「綿棒」などに染み込ませてから拭くだけなら問題はないでしょう。

グリスを塗る

あとは掃除したパーツを戻して「爪」と「ギザギザしている部分」にグリスを塗れば完了です。

DAHON K3 フリーボディのラチェット部分にグリスアップする

ここに粘度が高いグリスを使ってしまうとラチェットの爪が起きなくなり、掛かりが甘くなってしまうので、専用品の『シマノ フリーハブグリス』を使用することをおすすめします。

この「フリーボディ」は、これからも定期的にグリスアップするようにしてください。

関連記事:【DAHON K3】スプロケット交換の全手順を大公開!!

定期点検もやっておこう!

DAHON K3 ガンメタリック

わたしは、ついでに「定期点検」もお願いしました。料金はたったの1,100円。

22項目をチェックしてくれて、リアディレイラーの調整まできっちりやっていただきました。

早速『K3』に乗ってみたところ、進み具合が点検前と全然違っていてビックリ!

なんというか自転車全体が「カッチリ」していて、力が逃げず、グングン進んでくれるような印象を受けました。

自分でも緩みのチェックや調整はしていたつもりなんですけど、やっぱりプロは違うな~。

定期点検は1年ごとに受けることが望ましいです。店員さんは、このときにフリーボディのグリスアップも一緒にやってくれると言っていました。

まとめ

  • 極小ホイールゆえ回転数が高い
  • グリスの枯渇・部品の消耗が早い
  • 板ばねの交換で寿命が伸びる
  • 定期的なグリスアップが必要
  • 正規代理店で買えば困らない
  • ついでに定期点検をしてもらおう!

『K3』の14インチは、700Cの2倍の回転数があるので、やはり消耗が早いようですね。

今回のようなことがあると「正規代理店」で購入して、本当によかったと思えます。