GoogleでDAHON K3を見ていたら、K3 plus(KAA693)というディスクブレーキと9速スプロケットのついた16インチバージョンを発見!!
K3も予告なしに発売されたけど、今度はPLUSですか・・・そうですか、こっちはK3買ったばかりなんですけどね(汗)
というわけで、今回はDAHON K3 PLUSについてネットにある情報をまとめてみました。
DAHON K3 PULSとは
調べてみると2020年の2月に中国で発売されたらしい。価格は550ドルくらい。見た目はほとんどK3だけど、ディスクブレーキが目につきます。重量はたったの9.6kg。
日本ではK3が2018年の6月中旬に発売されたので、もしかしたらPLUSもそのくらいに発売されるかも?
K3 PULSで検索するより、中国名の「KAA693」で検索したほうが情報がたくさん出てきます。ちなみに、DAHONは中国語で「大行」と書きます。
スペック
サイズ:16インチ
フレーム:アルミニウム合金
変速:9スピード
ブレーキ:ディスクブレーキ
ブレーキレバー:Avid FR-5
クランク:55T 中空一体型
チェーン:KMC ミッシングリンク付き
ペダル:WELLGO R200DJ
タイヤ:KENDA 60TPI 16×1.35
重さ:9.6kg(ペダル除く)
最大重量:100kg
推奨身長:150-180cm
折りたたみサイズ:H62cm×W68cm×D45cm
とりあえず、わかっているスペックをまとめてみました。ネットで拾った情報なので間違っている可能性もあります。
カラーは4種類
カラーはレッド、ホワイト、ブルー、イエローの4種類。
レッド×マットブラック
ホワイト×ブラック
イエロー×ブラック
ブルー×マットブラック
K3 PLUSの価格は?
DAHON 公式サイト(香港)
https://www.dahon.com.hk/products/dahon-k3-plus-folding-bike-kaa693-16 – DAHON HK
DAHON公式サイトの香港版に掲載されていました。
4,180香港ドルなので、日本円だと56,000円ほど。こちらは「香港のみ」の発送みたい。
JD.COM
https://item.jd.com/100006092549 – JD.com
中国のJD.com(ジンドン)はもっと安い。
信じられませんが3,298元⇒49,120円です。日本円で5万円を切ります。
現在は入荷待ちの状態。ただ、他の在庫のある自転車の発送先を日本にすると在庫切れになるから、こちらも買えないっぽい。どうしてもほしいなら、今のところ輸入代行とかを使うしかないかな。
ちなみに、K3は2,888元で43,000円。PLUSとの差は6千円です、ちょっと安すぎない?(笑)どこか日本に発送してくれるサイトはないのか!?
14インチのK3と比較
フレームサイズはほぼ同じ、ホイールサイズの違いで全長と高さが異なります。
あとはトップチューブとBBを繋いでいたワイヤーが無くなってる。ヒンジの負担を分散させるためのワイヤーのはずなんですが、16インチでは必要ないのか?タイヤが大きいからフレームへの負担も減るんですかね?
サイズを合わせて重ねてみました。半透明の薄い方が16インチです。
フロントフォークとフレームの前側はほぼ同じサイズ。フレーム後半のつくりが少し違うみたい。
それと14インチはハンドルポストに角度がついていてハンドルが少し遠くなっています。
折りたたみサイズ
- 14インチ:H61.5cm×W60.5cm×D34cm
- 16インチ:H62cm×W68cm×D45cm
折りたたみサイズですが、さすがに16インチのほうが大きい。いや、ちょっと厚みがありすぎか?45cmって・・・
重量はたぶんペダル無しの重さだと思います。K3はペダルありで実測8.3kgなので、PULSは実質10kg以上とみたほうがいい。
持ち運びや輪行のしやすさなら圧倒的に14インチです。
あとPLUSはハンドルポストを外側に折ったようです。ディスクブレーキが邪魔で内側に折れなかったのでしょう。
14インチは内側に折り返して、前後のホイールでハンドルを挟む構造になっています。
K3 PLUSの開封動画
Youtubeに1件だけK3 PULSの開封動画が上がっていました。
K3 PULSをより詳細に見ていく
スポーク数はF20/R24です。
スポークの組み方、ブラックリム、ディスクブレーキが相まって足回りがめちゃくちゃカッコいい。
クランクは55Tで中空加工された24mmのスピンドルクランク。
14インチのK3は53Tのスクエアテーパーだったから進化していますね。チェーンはKMCのミッシングリンク付き。
スプロケットはSUNRACEのカセットで、11Tからはじまるのを画像で確認しました。
あとはキックスタンド用のダボ穴があるのでスタンドは取付可能でしょう。ただし、K3と同様に標準では付いていなくてオプション品だと思います。
アウターケーブルはフレーム内蔵式。これはいいなぁ、14インチはフレームの下側にケーブルを這わせています。
ボトルケージ用の穴もありますし、ちゃんと「PULS」というロゴがフレームに印字されています。
ここは残念ポイント。エンブレムがプリントになっています。
14インチのK3はちゃんとプラスチックのエンブレムが付いていました。走行中に落として無くすことはなくなりましたが、なんか味気ないなぁ。
ハンドルバーが若干手前に向かって角度が付いているように感じます。
ブレーキレバーはK3と同じ、9速のシフターもデザインがにているからSRAM製かな?
9速のスプロケットは便利だけど、リア側はやっぱり幅が広い。
タイヤはKENDA 60TPI 16×1.35を使用。1.35インチ=
ディスクブレーキはまったく扱ったことがないので詳しくありません(汗)しかし、メカメカしい見た目はそそりますね~。スポークの組み方もカッコいい。
フロントのディスクブレーキ。少し出っ張っているようです。折りたたんだときに厚くなるのはこれも影響しているのかな。
チューブのバルブは太くてナットがないから米式か?
ペダルがWELLGOのR200DJというもので、折りたたみペダルではありませんでした。
このことから14インチのK3と違って、頻繁に折りたたむことを想定していないモデルだということがわかります。
サドルはセラロイヤル製。見た感じクッションの薄い軽量サドルっぽい。でも、坐骨幅は広くて良さげ。
あとはディスクブレーキのため、本来ブレーキのあるところがスッキリしています。フレームの掃除がしやすそうですね~。
K3 PULSを横から見る
最後にK3 PLUSを真横からみた画像を4枚貼っておきます。
横1
横2
横3
横4
うーん、やっぱりホイール周りがカッコいいね。ディスクブレーキのメカメカしさには興味をそそられる。
まとめ
私の持っている20インチのVisc EVOよりは走らないでしょうけど、9速スプロケットに16インチタイヤだからそこそこ走るだろうし、サイクリング程度なら十分かもしれない。それにディスクブレーキってなんだか憧れます。試乗してみたいな~。
輪行向けじゃない
ペダルが折りたたみ式じゃなかったり、9速スプロケットとディスクブレーキを搭載して折りたたみ幅を広くしたことから、持ち運びや輪行を意識したモデルではないことが伺えます。「いざとなったら折りたためるよ!」って程度かな。
K3 PLUSは折りたたんだときの厚みが45cmなんですが、これは20インチであるVisc EVOの39cmよりはるかに大きい。
折りたたみ自転車は縦横の大きさよりも幅のサイズが重要です。幅が広いと場所を取るのはもちろん、自転車を担いだときに歩きにくいんですよ。重量も10kgを超えると重いと思うし、やっぱり輪行向きではないと思う。
K3と棲み分けができている
ただ、輪行向きでないぶん14インチのK3と棲み分けができて良いと思います。とりあえず、K3を買ったのは無駄じゃなかったことが分かったのでホッとした(笑)
もし被るとしたら20インチのVisc EVOのほうですね。長距離の走行性能と安定感が決め手になるかな。16インチで用が足りるかどうかというところですが、やはり試乗してみないとわからないな~。