「普通のベル」と「カウベル(熊鈴)モード」を使い分けることができるベルを発見。
使い勝手が良さそうだったので試しに買ってみました。
クリケットベルとは
購入したのは、グラナイトデザインの『クリケットベル』です。
「普通のベル」の状態から、本体を下に引っ張ることで「カウベルモード」なります。
ベル本体は「真鍮」と「亜鉛合金」から作られているので、澄んだキレイな音色がします。
振動で揺れて鳴る「カウベルモード」
ベル本体を下に引っ張れば「カウベルモード」に早変わり!
「カウベルモード」にすると、ハンドルの動きや路面の振動に応じてベルが鳴るようになります。
また、「カウベルモード」の状態からでもレバーを弾いてベルを鳴らすことが可能です。
これなら危険な状況でも咄嗟にベルを鳴らすことができるので安心です。
対応ハンドル径
ドロップハンドルなどの「31.8mm」に対応するほか、付属のスペーサーを使うことでフラットバーなど「22.2mm」のハンドルにも取り付けることが可能です。
スペーサーを挟むときは、凹凸を合わせて取り付けます。
ハンドルに固定するには「3mmのアーレンキー」を使用します。工具は付属していないので注意。
フラットハンドルに装着。スペーサーがゴムになっているので、ガッチリ固定できました。
ティムバーのベルと比較
『ティムバー』の真鍮ベルを持っていたので、『クリケットベルト』と比較することに。
ティムバーの真鍮ベルとは
この『ティムバー』もカウベルですが、本体にあるレバーを上げ下げして、音の加減を調整できる機能が備わっています。
しかし、『クリケットベル』のようにレバーを弾いてベルを鳴らすことはできません。カウベルモードのON/OFFのみです。
関連記事:必要に応じてベルの音をON/OFFできる!優しい音色の真鍮ベル
動画で音を比較する
「音色」については好みがあると思うので、動画を参考にしてください。
音の大きさは、『ティムバー』の方が大きく、より遠くまで響きます。
わたしは音が響きすぎるように感じたので、『クリケットベル』の少し控えめな音の方が好みです。
しかし、周囲に確実に音を伝えたい場合は、『ティムバー』の方がおすすめです。『クリケットベル』だと街中で騒音があると気づかれにくいかもしれません。
カウベルモードの使用感
『クリケットベル』と『ティムバー』の両方を「カウベルモード」にして使ってきました。
コンパクトな見た目
『クリケットベル』は、カウベルなのに本体がコンパクトなのが良いですね。
『ティムバー』の方がカウベルとしての性能は高いですが、ちょっと大き過ぎます。
あまり音が鳴らない
カウベルは、自転車の動き(振動)に応じて音が鳴るのですが、『クリケットベル』は普通に安定して漕いでいると8~9割くらい音が鳴りません…
一方の『ティムバー』は、穏やかな路面でもそこそこ頻繁に鳴ってくれます。しかし、音が鳴り過ぎてうるさく感じることもあったので、この辺は一長一短に感じました。
任意で音を鳴らす方法
『クリケットベル』は、普通に漕いでいると音があまり鳴らないので、任意のところで音を鳴らしたい場合は、走行中にハンドルを小刻みに揺らして音を鳴らす必要があります。
上の画像は、分かりやすいように大きめに揺らしていますが、ほんとうに極少量揺らすだけで簡単に音が鳴らせます。
歩行者に自分の存在を知らせたいときは、少し遠くからハンドルを揺らしてやれば気づかれやすくなるでしょう。
コツさえ掴めれば、かなり使いやすくなります。
まとめ
- 通常のベルとカウベルモードを搭載
- 状況に応じて使い分けられる
- 真鍮製のベル
- コンパクトな本体
- ハンドル径22.2と31.8に対応
カウベルは、風鈴のような優しい音で、歩行者に遠くから自転車が近づいてきていることを知らせてくれる便利なアイテムです。
『クリケットベル』なら普通のベルとしても使えるので、咄嗟に危険を知らせたいときも安心です。