自転車とカメラの趣味は、相性抜群です。
サイクリング中に、自分の自転車や印象に残った風景をスマホで撮影する人は多いでしょう。
しかし、両手でスマホを構えて撮影するのは意外と面倒で、撮影をあきらめてしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、片手でスマホを撮影できるようになるカメラグリップを紹介します。
スマホにグリップを取り付ける!
スマホにカメラグリップを取り付ければ、スマホを片手で持つことができます。
購入したカメラグリップ
これが今回わたしが購入したulanzi(ウランジ)のカメラグリップです。
iPhoneやAndroidスマホに装着し、カメラグリップとして使用できます。
重量は実測で53g。卵1個分くらいの重さです。
まるでコンデジのような使い心地
スマホを片手で持てるようになるから、まるでコンデジを使っているような感覚です。
この飛び出たグリップのおかげで、スマホを構えるのが格段に楽になりました。
振っても、しっかりとホールドされているので、スマホが落ちる心配はありません。
グリップは、こんな感じで斜めに握るとしっかりと安定します。
グリップを付けたままでも、スマホの操作に影響はないので、付けっぱなしでOKです。
手ブレを防いでくれる
このグリップのおかげで、スマホをしっかりと握れるので、手ブレを防ぐのに役立ちます。
グリップを付けたスマホで撮ると、いつもより3割増しでキレイに撮れているような気がします(笑)
ボタンの反応も良好
シャッターボタンは軽く押せて、すぐに反応します。遅延も感じられません。
連射は少しならできますが、やりすぎるとスマホへの書き込みが追いつかず、詰まってしまいます(スマホの画質設定や性能による差もあると思います)。
ただし、1枚1枚撮るだけなら、まったく問題ありません。
いろんな撮り方ができる
指をグリップに引っ掛けることで、縦向きでの撮影も簡単になります。
さらに、横置きや縦置きも可能で、ちょっとした自撮りにも役立ちます。
シャッターボタンが取り外せる
シャッターボタンはスライドさせて簡単に取り外せます。
グリップを取り付けなくても、個別にリモートシャッターとして使うことができます。
30メートルほど離れても、電波が届いていて、問題なく撮影できました。
カメラグリップの詳細
その他、使い方や特徴を紹介します。
スマホの取り付け方
裏側にはゴムパッドが付いていて、スマホを挟む部分にもしっかりとゴムが装備されています。
スマホを取り付けるときは、まず上のフックに引っ掛けてから、スマホを斜めに押し込みます。
幅は62~83mmに対応しています。
スマホのボタンの配置によっては、使用できないことがあるため、注意が必要です。
わたしが使っている「Google Pixel7」は、問題なく取り付けることができました。
三脚穴がある
底面には三脚穴があります。一般的な1/4インチネジです。
三脚や自撮り棒に取り付けるときに役立ちます。
Bluetoothの設定方法
スマホとの接続はBluetoothで行います。
ボタンを3秒間長押しすると、ペアリング可能な状態になります。
その後、スマホでBluetooth機器を検索し、「Ulanzi」をタップすればペアリングが完了します。
次回からは、3秒長押しで電源が入ります。スマホとの再接続は一瞬です。
電源の仕様
接続中は緑色のランプが点灯し、電池が少なくなってくると、赤色で点滅します。
10分間操作がないと、スリープモードになりますが、ボタンを押すと復帰します。
また、スリープ後20分間操作がないと、自動的に電源が切れます。
すぐに電源を切りたい場合は、ボタンを3秒間長押ししてください。
電池はCR2016が付属しています。
100円ショップなら、2個入りが110円で販売されているので、入手性は問題ありません。
まとめ
- 片手でスマホが持てる
- シャッターボタンの反応が良好
- 手ブレを防止
- 取り外し可能なシャッターボタン
- 三脚穴が備わっている
- スマホの幅62~83mmに対応
- コイン電池CR2016を使用
自宅での試し撮りでは、便利さを実感できなかったのですが、実際に外で撮影したら、撮りたい絵がスパスパ撮れて感動しました。
片手での撮影がこんなにも楽だとは驚きです。サイクリング中によく撮影するわたしには、欠かせないアイテムになりました。
「今日はたくさんカメラで撮ろう!」というときには、ぜひ使ってみてください。
このカメラグリップがあれば、サイクリングをしながら、もっとカメラを楽しめますよ!