今回紹介するのは、『airborn(エアボーン)クイックポンプヘッド ZT-A15』というアイテム。
手持ちの空気入れのポンプヘッドを、これに付け替えて使用します。
「なんで、わざわざ交換するの?」という方もいると思います。しかしこれが使ってみると、ビックリするくらい快適なんですわ(笑)
airborn ZT-A15とは
バルブは米式と仏式に対応していて、ワンタッチで切り替えることが可能。
対応ホースは、内径3.5~4mm、外径8.5mmと10mmで、2種類のスクリューキャップが付属します。
チューブのバルブ形状は、ネジ式・ネジなしのどちらにも使用可能です。
パッケージは英語でしたが、中に日本語の説明書が入っていました。
取扱説明書 [画像をクリックで拡大]
ポンプヘッドはとてもコンパクト。
ヘッド本体の重量は31gです。
“ブルースリーブ”という青いパーツを上下させて操作します。詳しくは下で説明しています。
ここにエアリリースボタンが付いています。
ブラックとグレーのスクリューキャップが付属します。
- φ10mm×φ3.5~4mm用
- φ8.5mm×φ3.5~4mm用
ホースの外径Φ8.5mmと10mm、内径φ3.5~4mmに対応。
ポンプヘッドを交換する
私の空気入れは、TOPEAKのジョーブロースポーツです。
もうかれこれ5年以上使っています。他の空気入れも使ってみたい気持ちはありますが、壊れないんだから仕方ない(笑)耐久性が高いのは良いことだ。
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ポンプヘッドの交換は超簡単。
ポンプヘッドとホースの付け根にあるキャップを回せば、簡単に外れます。
ホースの先に栓がしてあるので、これも外します。
あとは、キャップをホースから抜き取れば準備完了。
ちなみに、このホースはφ10mmでした。
黒いキャップは穴が小さくて入りませんでした。たぶん、φ8.5mm用なんでしょう。
グレーのキャップはピッタリ入ったので、こいつで取り付けます。
交換完了!
おぉー、デフォルトのレバー式より、だいぶコンパクトになりました。
仏式バルブを選択する
デフォルトでは「S」の米式バルブになっているので、「P」の仏式に切り替えなくてはなりません。
ブルースリーブを下げて、Pの位置まで回転させます。
Pの位置になったら、ブルースリーブを上に戻します。これで仏式バルブに切り替えられました。
ポンプヘッドの脱着方法
ポンプヘッドを脱着する流れを動画に撮ってみました。
動画ではあえてゆっくり紹介していますが、スムーズに行えば、さらに素早く脱着できます。
以下、画像で詳しく説明していきます。
まず、バルブの奥までヘッドを差し込みます。
これはネジ式バルブですが、ネジなしバルブにも使用可能です。
次にブルースリーブをカチッと下げます。
ネジを締めるようにブルースリーブを回します。
すると、バルブにガッチリ固定されるので、あとは空気を入れましょう。
空気を入れ終わったら、ブルースリーブを上に戻す。
するとロックがすぐに解除されます。
想像より軽い力で外れると思います。
ブルースリーブを上げるのと同時にバルブを抜くことで、一瞬で外すことも可能です。
ここまでの一連の動作を頭に入れてから、上の動画を見ると更にわかりやすいと思います。
使用してみた感想
ポンプヘッドのギミックは、実際に使ってみないと分かりにくいところがあると思います。私もこれを買う前は、「ほんとに使いやすいのかこれ?」と疑っていましたから(笑)
Amazonのレビューが良かったので、今回試しに購入してみたわけですが、これが想像を遥かに上回るくらいめちゃくちゃ使いやすい。
具体的に言うと、ブルースリーブをバルブにねじ込んで固定するのですが、ネジを締めたみたいにガッチリ固定されるからレバー式のような不安感がない。
そして、ヘッドを外すときはブルースリーブを上に戻すだけで、あれだけ頑丈に固定されていたヘッドがワンタッチで外れてしまう。
慣れれば片手だけで、バルブの脱着ができてしまうんじゃないかな。もう快適すぎてレバー式には戻れません。ひさびさに最高と思える自転車アイテムを購入することができて満足です。