シマノ105クランクのチェーンリングを外そうとしたら、思わぬ落とし穴にハマりました。
ネジ穴が星型になっていて、通常の六角レンチでは回せないんです。
このネジは『トルクスネジ』と呼ばれ、専用の工具が必要になります。
チェーンリングを外そうとしたらネジ穴が星型だった!?
チェーンリングボルトは通常、5mmの六角レンチで外せますが、まれに星型の特殊なボルトが使われていることがあります。
実際、わたしは一度、ボルトの形状をよく確認せずに作業を始めたところ、星型のボルトであることに気づいて作業を中断せざるを得なかったことがあります。
星型のネジは「トルクスネジ」という名前
トルクスネジは、一般的な六角形のネジ穴とは異なり、星型の形状をしています。
そのため、専用の工具であるトルクスレンチでしか締め付けたり緩めたりできません。
外すにはトルクスレンチを使う
星型の穴を持つトルクスネジを外すには、専用工具であるトルクスレンチが必要です。
トルクスレンチは、六角レンチとは異なり、星型のビットが特徴です。
サイズは「T30」を使用します。
わたしはAmazonでベッセルのトルクスレンチ T30 ボールエンドタイプを購入しました。
ちなみに、ステムやボトルケージの固定ボルトには、T25のトルクスネジが使われていることもあります。
このベッセルのトルクスレンチは、長いハンドルで力強く握れるため、固着したネジも簡単に外せます。
また、先端にボールポイントが付いているので、角度をつけて早回しすることもでき、とても便利です。
ペグスパナも忘れずに!
チェーンリングボルトの脱着には「ペグスパナ」も必要になります。
ペグスパナでナットを固定することで、ナットが空回りせずしっかりと締め付けられます。
ペグスパナがないと、作業がスムーズに進みませんので、忘れずに用意しておきましょう。
関連記事:【初心者向け】クランクを外さずにチェーンリングを交換する方法
まとめ
星型のネジ(トルクスネジ)を外すには、T30サイズのトルクスレンチが必要です。
力を入れて回しやすいロングサイズを選ぶと、固着したネジも楽に外せます。
チェーンリングボルトを外す際は、作業前に必ずネジの形状を確認し、必要な工具を揃えてから始めましょう。